コウテイペンギンのパワプロブログ

中日ドラゴンズのOB中心に作成中

パワプロ2020 川崎憲次郎(1998ヤクルト) パワナンバー

 

パワプロ2022版はこちら

 

 

巨人キラーのツバメのエース

 

 

選手名 川崎憲次郎(かわさき・けんじろう)

 

経歴 大分県立津久見高等学校ヤクルトスワローズ(1989①-2000)ー中日ドラゴンズ (2001-2004)

 

1998年成績 29登板(28先発)204.1投球回 17勝10敗 防御率3.04    沢村賞

 

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選手紹介

90年代を中心に、背番号17を背負いヤクルトのエースとして活躍した本格派右腕。若手時代はフォーク、ひじ痛での低迷後は直球並みの速さを誇るシュートを武器に活躍した。また、通算88勝のうち29勝を巨人戦から挙げた‘’巨人キラー‘’としても知られる。

高校3年時には春夏共に甲子園でベスト8に進出した。

プロでも1年目から出場機会を掴み、巨人戦での完封を含む4勝を挙げた。2年目からはローテに定着し、冴えわたるフォークを武器に12勝、3年目には14勝を挙げた。4年目は右ひじ痛で投げられなかったが、5年目には復帰。10勝しカムバック賞を受賞した。この年(93年)の日本シリーズでは2勝を挙げ、MVPを獲得。その後もしばらくローテを守っていたが、前述の右ひじ痛が悪化し徐々に低迷期に入っていってしまった。そして、8年目の96年は0勝に終わった。

それでも川崎は再び復活した。低迷期に野村克也監督から勧められたシュートをマスターし97年は7勝。そして98年はシュートで打たせて取るスタイルを確立し、背番号と同じ17勝。リーグ最多の9完投3完封を挙げ沢村賞を受賞。見事、完全復活を果たした。

その後2年もローテを守り、01年には元祖・巨人キラー星野仙一監督に請われFAで中日へ。しかし、右肩痛にさいなまれ3年間1軍登板はなかった。03年にはオールスターゲームのファン投票で「川崎祭」と呼ばれるインターネットでの嫌がらせの標的に。川崎は辞退したが、かなり後味の悪い事案となってしまった。04年には新任の落合博満監督から開幕投手に選ばれる。すべてを掛けるつもりで、痛み止めを服用しこの一戦に挑んだが、1回1/3を5失点で降板。この年は3登板で1敗に終わり、戦力外通告を受け引退した。引退後は解説者。2013、14年はロッテで投手コーチも務めた。

 

査定について

対ピンチC 得点圏被打率は.217と低めだが、得点圏の被弾は7本で多めなのでCに

対左打者F 対左被打率.292   対右被打率.214

打たれ強さB*1 (投球回-自責点)

4月 6-3 9-0 5-4

5月 4-7 7-1 9-0 8.1-3 9-1

6月 6-1 8-2 2.2-0(リリーフ) 2.2-4 6-2

7月 9-2 6-2 7-1 8-2 7.2-6

8月 9-0 9-1 5-5 9-1

9月 7.1-3 5-4 7-3 8-4 8.2-3

10月 7-3 9-1

点を取られた時もある程度ゲームを作っている

 

一発 被本塁打率0.97

バント○ デフォルト。実際に犠打16をきめている

 

コウテイペンギンの独り言

データ的には巨人より抑えていたチームがあったりなかったりするのですが、やはり巨人キラーのイメージが強いです。中日では活躍できませんでしたが、どうしてもよくならない肩痛と容赦ないバッシングで本人もかなり苦しかっただろうと思います。

 

*1:自己算出なのでミスあるかも

パワプロ2020 田島慎二(2016中日) パワナンバー

 

タジ魔人

 

 

選手名 田島慎二(たじま・しんじ)

 

経歴 中部第一高等学校ー東海学院大学中日ドラゴンズ(2012③-)

 

2016年成績 59登板(0先発)59.0投球回18ホールド 3勝4敗17セーブ18ホールド 防御率2.44

 

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選手紹介

2010年代に中継ぎ、抑えとして停滞するチームを支えた右腕。切れ味鋭いSFFで空振りを奪う。愛称は‘’タジ魔人‘’。

中部第一高時代は2年夏まで捕手。3年夏は県ベスト4に進出した。大学も愛知大学リーグで2年時はエース、その後右肩の故障からの復帰後は救護として活躍した。

プロでも一年目から活躍。力強いストレートで押し、防御率1.15と故障離脱した浅尾拓也の穴を埋めた。オールスターにも代替選手としてだが選出され、リーグ2位の得票数を新人王投票で獲得するなど上々のルーキーイヤーとなった*1

二、三年目は安定感を失い成績を落としつつも、貴重な中継ぎの一角となった。

フォームをサイドスロー気味にし、SFFの投球割合を上げた四年目の2015年からは再び内容も良くなり、64登板、防御率2.28で9セーブ、20ホールドポイントを挙げた。

2016年は開幕から好調で、これまでの26試合を上回る開幕から31試合連続無失点プロ野球記録を樹立。シーズン途中からクローザーを任されフル稼働していたが、さすがに終盤ごろには疲労が現れ、8月以降は防御率6.62と崩れた。また、初めてファン投票でオールスターに選出された。SFFの投球割合40.4%はフォーク系としてはリーグ一位で、平均球速138.8キロと高水準だった。

2017年は開幕から抑えで34セーブをマークしたが、春先に侍ジャパンに選ばれた2018年以降は不振。派手に打ちこまれる試合が多くなり、一、二軍を往復する日々が続いた。2020年は体重を落として臨んだが、4月に右肘のトミー・ジョン手術を受け全休。2021年は万全の状態でスタート。復活の一年とし、チームの上昇に貢献してほしい。

 

査定について

通算被打率.234 5本

対ピンチC 得点圏被打率.217 1本

対左打者E 対左被打率.261 3本 対右被打率.204 2本

ノビF ストレート被打率.333

回復C調子安定 前述の通り終盤は疲労が現れていたため回復を低めにし、開幕からの絶大な安定感を表すために調子安定をつけた。

キレ〇 SFFの空振り率21.9%、スライダーは17.2%とキレキレ

奪三振 奪三振率9.30

 

コウテイペンギンの独り言

派手な炎上があるためかネット等で叩かれがちですが停滞期の功労者の一人であり、その実績は通算75セーブ、97ホールドという記録が示していると思います。今年が復活の年になることを期待しています。

#バレンタインといえばパワプロ

 

*1:ちなみに新人王は先発として活躍した広島・野村祐輔

パワプロ2020 荻野忠寛(2008ロッテ) パワナンバー

 

ミスターゼロ

 

 

選手名 荻野忠寛(おぎの・ただひろ)

 

経歴 桜美林高等学校神奈川大学日立製作所千葉ロッテマリーンズ (2006大社④-2014)ー日立製作所

 

2008年成績 58試合(0先発) 58.2投球回 5勝5敗30セーブ1ホールド 防御率2.45

 

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選手紹介

小柄であるが、低めへのコントロールカットボールや縦に落ちるカーブなどの変化球を武器に中継ぎ・抑えとして3年連続50登板し、自身の背番号と無失点に抑える姿から"ミスターゼロ"と呼ばれたリリーフ右腕。

アマ時代は神奈川大学リーグで最優秀選手3度、ベストナインを4度とり、日立製作所では1、2年目とエースとしてチームを引っ張るなど結果を残した。

プロでも1年目からリリーフとして活躍。17試合連続無失点を記録し、シーズン通算ではチーム最多の58登板、チーム2位の20ホールドをマークするなど大車輪の働きをした。

2年目の2008年は前年に退団した小林雅英に代わる新守護神に抜擢。前半は痛打されサヨナラ負けすることもあったが、後半戦は負け数が1と安定した。最終的には58登板で前年の小林を超えるリーグ3位の30セーブを記録するなど大活躍。抑えとしての仕事を全うした。

3年目は序盤の不調で中継ぎにまわったが、秋ごろには復調しルーキーイヤーからの3年連続50登板を達成した。帽子にトンボが居座った「荻野トンボ」はこの年。

2010年は前年終盤に負った肘の故障が悪化し一軍登板はなく、その後も勤続疲労からか、5度の手術を受けるなど故障が多く、2014年オフに戦力外通告を受けた。2015年から2年間古巣・日立製作所で正社員として働きながら現役を続けた。

現役引退後は講演や指導を通じて自ら考案した理論「スポーツセンシング」の普及活動に励む。自身が苦しんだケガの防止に加え、センスを鍛える方法を伝授している。

 

査定について

パワプロ2019版のリメイク

変更点

・コントロールを若干下げ低め〇を付与

逃げ球付与 被本塁打率0.46

 

対ピンチC 年間被打率.244 得点圏被打率.200

対左打者B 対右打者被打率.280 対左打者被打率.206

変化球中心 変化球の割合が高く、特にカットボール投球数はストレートと同じくらい

 

コウテイペンギンの独り言

本ブログ初のリメイク版です。査定は見直しましたが、記事はほぼコピペとなっております。今後もたまにリメイクはさんでいこうと思います。

パワプロ2020 松岡健一(2008ヤクルト) パワナンバー

 

ツバメ救護陣の屋台骨

 

 

選手名 松岡健一(まつおか・けんいち)

 

経歴 東海大学付属第二高等学校九州東海大学東京ヤクルトスワローズ(2005自由枠-2018)

 

2008年成績 65登板(0先発)71.1投球回 5勝3敗29ホールド 防御率1.35

 

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選手紹介

最速150キロの直球と落差のあるフォークを操り2000年代後半から2010年代にかけて主にリリーフとしてヤクルトのブルペンを支えた右腕。通算491試合で挙げたホールド数は127を数え、現時点で歴代16位にランクインしている。

中継ぎに専念した2008年は出場数を大きく伸ばしセットアッパーに。安定感のある投球で押本健彦、林昌勇とともにMOLと称される勝利の方程式を形成し、自己最多登板、リーグ2位のホールドを記録した。

その後3年間も50試合以上登板し、多くのホールドを挙げチームに貢献した。2012年は序盤に故障し7登板に留まったものの、翌年以降は復活し2015年は初めてのリーグ優勝、2016年は自身5年ぶりの50試合登板を果たした。2018年限りで現役引退。現在はヤクルトで投手コーチを務める。

 

査定について

通算被打率.207

対ピンチB    得点圏被打率.145

対左投手C    対左被打率.185

球速安定 最速140キロ台後半 

 

コウテイペンギンの独り言

2020年初投稿です。ラベリングは日テレの野球中継のあだ名がカッコ良いのでそれを頂戴しました。タフな活躍を見せ、ヤクルト屈指のリリーバーだと思います。個人的に投球スタイルが好き。

 

2020年をかる〜く振り返る

いろいろあった2020年が終わります。今年も一応振り返り記事を出させていただきます。なお、ガキ使を見ながら書くので内容は激薄だと思います。ご注意ください。

 

1.ブログ活動の振り返り

今年は去年からの「継続」を目標に掲げて活動し、パワプロ2020も発売されましたが、達成とは言い難い出来になってしまいました。また、年明けから琉球ブルーオーシャンズの作成にも着手しましたが、一部選手しか作成できませんでした。(言い訳がましくなってしまいますが、琉球球団の活動もコロナでかなり苦心されていたようで、なかなか査定の参考も得られませんでした。来年以降の順調な活動をお祈りしています。)これ以上書くとタイトルに反してしまいそうなのでここらで終わらせていただきます。

 

2.プロ野球全体の振り返り

今年はコロナの煽りをうけ、無観客試合交流戦中止など大変な一年となりました。また、外国人枠拡大や延長10回打ち切りなどコロナ禍ならではのルールもありました。そんな中ですが1年間やり通せて本当に良かったし、それは関係者の皆様の尽力の賜物だと思います。来年も例年通りとはいかないと思いますが胸が熱くなるような試合を期待しています。また、オフシーズンは絶賛開催中のe-baseballを楽しんでみては?*1

 

3.推し・中日ドラゴンズの振り返り

今年は優勝予想を掲げるほど期待していました。序盤は最下位を走る日もあるなど苦戦しましたが、松葉投手の初登板当たりから良い流れが来た印象があります。中盤以降は無双する大野雄大投手を軸に、福谷投手、勝野投手、ロドリゲス投手らで高レベルな先発ローテの形成、木下拓哉の正捕手定着など好材料があり、攻守が噛み合い気持ちよく応援できました。また、年間通して大福丸withTと称される、福敬登投手、祖父江大輔投手、R.マルティネス投手の勝利の方程式と火消し・谷元圭介の安定感は抜群で躍進の原動力でした。大島選手や高橋選手、ビシエド選手の安定感は流石でした。最後は2012年以来のAクラスフィニッシュができ嬉しかったです。そしてドラゴンズの選手には限りませんが1年間お疲れ様でした。

 

4.推し・中日ドラゴンズの来年の展望

今季は3位という結果で終わりとても良かったですが、セ・リーグ日本シリーズでの不振が続いていることもあり、選手や首脳陣はそれで満足はしていないと思います。勿論来年は優勝を期待していますが、難しいことなので色々な要素が上手く噛み合わないといけないと思います。ルーキーで即戦力として期待しているのは2位の森博人投手です。無理は禁物ですが、ルーキーイヤーの田島投手ぐらい活躍してくれたら…。新助っ人ガーバーにも期待しています。走守のレベルはバンテリンドームに適応できるぐらい高いようなので、推薦したパウエルコーチとともに打撃でアジャストできれば。アレックス・オチョア級だと嬉しいです。また一番大切なのは現有戦力の突き上げだと思います。投手陣は今季期待されながらも苦しんだ梅津、山本両投手やトミー・ジョン手術から復帰する田島投手に期待。野手陣では福田選手や平田選手の年間通した活躍は必須だと思います。伊藤康選手、根尾選手、石橋選手、石川選手、岡林選手ら高卒組からも一軍に喰らいつける選手が出てきてくれると嬉しいです。与田監督3年目、集大成に期待しています。

 

5.当ブログの来年の展望

今年も芳しくなかったですが、来年(特に夏頃からは)さらに厳しい状況になります。更新の回数が今年よりも減少する見込みで、記事の文量を減らすことも考えていますが、応援していただけたら幸いです。

 

6.2020年最後の独り言

2020年も残り1時間となります。私はガキ使をケラケラ笑いながら見ています。

菅野美穂最高!

マツケンサンバ最高!

タイキック最高!!

 

大変な一年でしたが、残り1時間ぐらいは良いお年をお過ごしください。

*1:代わり映えのない文章になってしまいました。すいません

パワプロ2020 鈴木翔太(2017中日) パワナンバー

 

しなやかなクリストファー右腕

 

 

選手名 鈴木翔太(すずき・しょうた)  

 

経歴 聖隷クリストファー高等学校中日ドラゴンズ(2014①-2020)-阪神タイガース(2021-)

 

2017年成績 15登板(12先発)69投球回    5勝5敗 防御率4.17

 

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選手紹介

右肘を柔らかく使ったフォームから繰り出す、糸を引くようなストレートが持ち味の右腕。

高校時代は一年秋からエース。その後故障があったものの復活。見事ドラフト一位の座を掴んだ。

ルーキーイヤーの6月に一軍初登板。1回を投げ秋山翔吾から本塁打を打たれるも、2三振を奪いスケールの大きさを示した。その後2年は故障が多く、出場も二軍がメインになった。3年目のオフにウエスタンリーグ代表として参加したアジア・ウィンター・リーグでは、多くの三振を奪うなど活躍を見せた。

迎えた2017年は5月9日のDeNA戦でプロ初勝利を挙げると前半戦だけで5勝。後半戦は故障もあり4登板に終わったものの、実力を示したシーズンとなった。

2018年に血行障害で感覚を失い一軍では2登板に留まると、2019年、2020年と2年連続一軍登板ができず戦力外通告を受けた。しかし、鈴木本人は2020年終盤には思い切って投げることができたと語り、実際に自己最速の150キロを計測している。このことに加え、25歳と若く伸びしろもあるため阪神と育成契約。復活に燃える。

 

査定について

コントロールF四球

もともとウィークポイントではあったが、与四球率5.48とやはり制球に苦しんだ印象がある

 

コウテイペンギンの独り言

今日はクリスマス 街はにぎやか お祭り騒ぎ

クリスマスということでキリスト教と関係が深い鈴木投手。

先発の不足に苦しむ2017年はまさに救世主でした。

復活を信じていましたが若手投手が台頭するチーム事情もあり、残念ながら戦力外に。勿論阪神での復活を応援していますし、一軍のマウンドで再び投げる姿を心待ちにしています。

素敵なクリスマスの夜をお過ごし下さい。

パワプロ2020 大谷智久(2015ロッテ) パワナンバー

 

幕張の海坊主

 

 

選手名 大谷智久(おおたに・ともひさ)

 

経歴 報徳学園高等学校早稲田大学トヨタ自動車千葉ロッテマリーンズ(2010②-2020)

 

2015年成績 56登板(0先発)64投球回 3勝1敗32ホールド 防御率2.39

 

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選手紹介

2010年代のロッテでリリーフなどで活躍した右腕。最速140キロ後半の直球と変化球を投げ分ける。"海坊主"とよも呼ばれる丸刈り頭がトレードマーク。

華々しいアマチュア時代を送っており、高校3年春のセンバツでは強豪・報徳学園のエースとして出場し、5試合すべてに完投し優勝投手に。早大時代は宮本賢とのWエースとして活躍し、4年春に最優秀防御率を受賞。トヨタ自動車時代では1年目から活躍し、日本選手権2連覇に貢献、3年目の都市対抗では優秀選手賞を受賞した。その後ロッテからドラフト指名を受けた。前年引退した小宮山悟の背番号「14」を引き継いだ。

2010年はある程度の出場機会を掴み、パ・リーグで最初の新人勝利投手になった。翌2011年は先発やロング登板を含めたリリーフとして活躍。先発での成績はあまり振るわなかったが、リリーフとしての成績は防御率1.11と優れていた。2012年は夏場からフル回転。2013年は精彩を欠いたが、2014年には復活。ビハインドでの登板からスタートしたが、中盤からはセットアッパーに定着し、防御率1.94、チームトップタイの23ホールドを記録した。

2015年は前年に引き続きセットアッパーとして活躍。64投球回で与えた四球はわずか5、与四球率は脅威の0.70と抜群のコントロールを発揮した。前年よりフォークの割合を減らし、その分カーブを増やした。キャリアハイの登板数でチーム最多でリーグ2位タイのホールドポイントをマークした。

その後も2016年は32登板で14ホールドポイント、2017年は56登板で26ホールドポイント、2018年も45登板で19ホールドポイントをマークするなど中継ぎとして躍動した。しかし、2019年、2020年は一軍での出場機会が激減。戦力外通告を受けオファーを待っていたが12月14日に引退を決意。来季からはマリーンズで育成投手コーチを務める。

 

査定について

球速 150キロという表記もあるが、公式戦最速の148キロを採用

対ピンチB

得点圏 被打率.196   被本塁打0  被OPS.483  

通算 被打率.238   被本塁打4   被OPS.604

対左打者F   対左打率.277 2本 対右被打率.203 2本

 

コウテイペンギンの独り言

(最初に豆知識)俳優の森山未來氏は高校の同級生。

査定を済ませ、作成しようと思っていたちょうどその時に引退の発表がありました。野球に取り組む姿勢や、制球力は本当に素晴らしかったです。11年間お疲れ様でした。