究極のチェンジアップ
選手名 若松 駿太(わかまつ・しゅんた)
経歴 祐誠高-中日(2013⑦-2018)-BC栃木(2019-2020)-BC福島(2021-)
2015年成績 23登板20先発 140投球回 10勝4敗 防御率2.12
選手紹介
”分かっていても打てない”と評されたチェンジアップを武器に凡打の山を築いた、大谷翔平世代の右腕。ドラフトでは支配下選手最後の指名となったが、1、2年目から二軍で結果を残す。
3年目の2015年は一軍で大ブレイク。チェンジアップが空振り率20%超と冴えわたり、打者を手玉に取った。先発ローテに定着し、6月初旬にプロ初勝利を挙げるとそのまま流れに乗り10勝を挙げた。8月には完封を含む4勝を挙げ月間MVPに輝いた。
翌年以降は徐々に成績を落としてしまった挙句、2018年には右肩を負傷。直球の走りが悪くなってしまい、2軍でも苦戦し戦力外に。その後はBC栃木で再起を図り、MVPに輝くなど活躍したが、NPB復帰は叶わず。2021年からはBC福島にコーチ兼任で在籍している。
査定について
対ピンチC 得点圏 被打率.188(112-21) 3本 シーズン 被打率.218(510-111) 10本
対ランナー 対ランナー時*1被打率.168(101-17)
コウテイペンギンの独り言
プロ野球に入ってからチェンジアップを覚えたというのが面白いですね。本格的に野球を見始めた頃、若くして飛躍した投手なので思い入れも強いです。故・渡辺麿史スカウトとのエピソードが好きです。
*1:走者一塁、走者一・三塁時