琉球の投手といっていましたがしばしブレイクします。
選手名 荻野忠寛(おぎの・ただひろ)
経歴 桜美林高等学校ー神奈川大学ー日立製作所ー千葉ロッテマリーンズ (2006大社④*1 - 2014)ー日立製作所
2008年成績 58試合(0先発) 58.2投球回 5勝5敗30セーブ1ホールド 防御率2.45
選手紹介
小柄であるが、抜群のコントロールを武器にロッテで3年連続50登板し、自身の背番号と無失点に抑える姿から「ミスターゼロ」と呼ばれたリリーフ右腕。
アマ時代は神奈川大学リーグで最優秀選手3度、ベストナインを4度とり、日立製作所では1、2年目とエースとしてチームを引っ張るなど結果を残した。
2006年大学社会人ドラフト4位でロッテに入団。1年目の2007年からリリーフとして活躍。17試合連続無失点を記録し、シーズン通算ではチーム最多の58登板、チーム2位の20ホールドをマークするなど大車輪の働きをした。
2年目の2008年は前年に退団した小林雅英に代わる新守護神に抜擢。前半は痛打されサヨナラ負けすることもあったが、後半戦の負け数は1とその後は安定した投球を見せた。最終的には58登板で前年の小林を超えるリーグ3位の30セーブを記録するなど大活躍。抑えの仕事を全うした。
翌2009年は開幕は抑えだったものの5月半ばから調子を崩し中継ぎに回る。その後復調し最終的にには防御率3.65、10ホールド9セーブ、そしてルーキーイヤーからの3年連続50登板を達成した。帽子にトンボが居座った「荻野トンボ」はこの年。
2010年は前年終盤に負った肘の故障が悪化し一軍登板はなく、その後も勤続疲労からか、5度の手術を受けるなど故障が多く、2014年オフに戦力外通告を受けた。2015年から2年間は古巣・日立製作所で現役を続けた。
現役引退後は講演や指導を通じて自ら考案した理論「スポーツセンシング」の普及活動をしている。自身が苦しんだケガの防止に加え、センスを鍛える方法を伝授している。
査定について
対ピンチC 年間被打率.244 得点圏被打率.200
対左打者B 対右打者被打率.280 対左打者被打率.206
コントロールB&四球 コントロールは良いが与四球率は3.07で割と高めなので
変化球中心 変化球の割合が多く、特にカットボール投球数はストレートと同じくらい
コウテイペンギンの独り言
2011年から2014年までロッテには荻野忠寛投手と荻野貴司外野手の2人の荻野選手が在籍していました。非常にいい選手なのですがケガに悩まされるという共通点がありますね。貴司選手にはまだまだ頑張って欲しいです。
*1:ドラフト年度のものを採用しています