正確無比な霊感セットアッパー
選手名 落合 英二(おちあい・えいじ)
経歴 作新学院高-日大-中日(1992①-2006)
2003年成績 61登板(0先発) 56投球回 7勝0敗1セーブ 防御率1.77
選手紹介
抜群のコントロールで竜投手陣を支えた、頼れるブルペンエース。第二次星野~山田~落合政権時のドラゴンズを支え、99年、04年の優勝に貢献。リリーフとしてブレイクした98年には最優秀中継ぎ投手に輝いた。プロ1年目に受けた大手術で、肘にはサファイアが。1球勝利、1球セーブ、1球ホールド、1球敗戦投手、0球登板といった珍記録コレクターでもある。霊感があることでも知られ、屋外球場での優勝や野手の本塁打を予言した。
03年は岩瀬仁紀、大塚晶則とともに勝ちパターンとして活躍。チーム最多かつ自己最多の61試合に登板。防御率、勝利数も自己最高で、まさにキャリアハイの成績を収めた。与えた四球は僅か5、驚異の与四球率0.80と圧倒的な制球力を発揮。スプリット気味の小さなフォークを有効に使い、ゴロで打ち取る投球が光った。
06年は二段モーションが規制された影響で不振を極めた。年齢もあり、この年限りで現役を引退した。引退後は解説者、韓国・サムスンとロッテのコーチ、二軍監督を務めた。2022年には立浪新監督への義理を果たし、投手兼ヘッドコーチとして16年ぶりの中日復帰。経験豊富な手腕に大きな期待がかかる。
査定について
対ピンチF 得点圏 被打率.333(42-14) 0本 シーズン 被打率.257(206-53) 4本
対左投手E 対左 被打率.286(77-22) 3本 対右 被打率.240(129-31) 1本
打たれ強さA LOB% 90%
回途中からの登板があったために得点圏被打率とLOB%の乖離があるのかなと予想。あとはそこまで低くない被打率を、圧倒的な四球の少なさで補っているというのもあるかも。
コウテイペンギンの独り言
デフォがかなりざっくり査定なのでコントロールと得能を付けたものを。エピソードに事欠かない方ですね。
なかなか投手運用が上手くいっていない感じですが、立て直していって欲しいです。まだ評価を下す段階ではないかなとは。改善気味ですが、柳に軽く130球投げさせるのは控えてもらいたいところ。ストップをかけるのも大事な役目かと思います。