前期落合竜の剛腕セットアッパー
選手名 岡本 真也(おかもと・しんや)
経歴 峰山高‐佐藤工務店‐阿部企業‐ヤオハンジャパン/アムウェイ‐ヤマハ‐中日(2001④‐2007)‐埼玉西武(2008‐2009)‐韓国・LG(2010)‐楽天(2011)
2004年成績 63登板(0先発) 75.1投球回 9勝4敗 防御率2.03
選手紹介
前期落合政権を支えたリリーバー。最速150キロ超の快直球や低めに集まるスライダー、フォークで三振を奪う。気合十分で打者に向かっていく姿勢も持ち味。アマ時代、プロ入り後共に多くのチームを渡り歩いた。
リリーフに専念した2004年はセットアッパーに定着。開幕戦*1の勝利投手から始まったシーズンは、63登板で回またぎも多くこなすなど大車輪の活躍。三振の半分以上を奪ったフォークが冴えわたった。チームのリーグ優勝に貢献し、最優秀中継ぎのタイトルも獲得。オールスターにも出場した。
翌年以降も当然のごとく50試合以上に登板し、チームの黄金期を支えた。38HPを挙げ日本一に貢献した2007年オフ、FA移籍した和田一浩の人的保証として西武へ。実力を発揮しリーグ優勝に貢献したが、後半戦は撃ち込まれる場面もあった。西武退団後は韓国、楽天と渡ったが復活はならず。引退後は仙台で「うどん・もつ鍋也 真」を経営し、野球ファンが集う。2022年からはラジオ中継の解説者も務める。
査定について
変化球 フォーク被打率.127(79-10) スライダー被打率.227(66-15)
低め 落ちる球を低めに集め三振を奪った
コウテイペンギンの独り言
落合竜のセットアッパーといえば浅尾拓也ですが、岡本も負けてはいません。割と映像も残っており、落差のあるフォークでばったばったと三振を奪うさまは爽快でした。