みやび
選手名 松井 雅人(まつい・まさと)
経歴 桐生第一高‐上武大‐中日(2010⑦‐2019)-オリックス(2019-2022)
2018年成績 .229(218-50) 2本 22打点 OPS.622
選手紹介
持ち前のインサイドワークで谷繫元信に次ぐ正捕手を争った”みやび”。フレーミングにも定評があった。50m6.0秒を記録するなど、俊足捕手でもあった。同期入団の松井佑介とは”W松井”として親しまれ、中日での登録名は「松井雅」だった。
ルーキーイヤーから第三の捕手として開幕一軍を掴むなど上々の滑り出し。その後も控え捕手等で一定の出場機会を得た。2014年は谷繁元信に次ぐ67試合出場。しかし、打率1割台を推移した打撃と杉山翔大、桂依央利の台頭で正捕手の座は掴めずにいた。
2017年は杉山の不調もあり出場機会が増加。交流戦のオリックス戦ではクリス・マレーロの本塁空過を指摘するファインプレー。2018年はFAで加入した大野奨太とのレギュラー争いに勝利。出塁率.324をマークするなど選球眼の成長を見せ、チーム最多の72試合で先発マスクを被った。反面、盗塁阻止率は.170で課題を残した。
2019年は加藤匠馬の台頭もあり出場機会が減少。6月末、松井佑と共にオリックスへトレード移籍。移籍後即一軍に合流し、24試合に出場した。以降は出場数を減らしながらも、一・二軍でベテランらしい貢献を見せた。2022年オフ戦力外に。今後は球団職員に転身することが報道された。
査定について
流し打ち 三遊間を抜くきれいな流し打ちの印象が強い
対ストレート 真っすぐ系打率*1.277
選球眼 四球率11.5%(リーグ平均8.6%)&ボール球スイング率24.6%(リーグ平均28.6%)
慎重打法 初球スイング率12.9%(リーグ平均25.4%)
コウテイペンギンの独り言
谷繁の後釜シリーズで作成。森政権の正捕手。移籍後も宇田川に変化の小さいフォークを勧めたり、若月と伏見にフレーミングを指導したり等ベテランらしい活躍が聞けて嬉しかったです。しれっと引退されたようです。お疲れ様でした。