トレードで飛躍した本格派右腕
選手名 菊池 保則(きくち・やすのり)
経歴 常盤台高‐楽天(2008・高4巡-2018)‐広島(2019-2022)
2019年成績 58登板(0先発) 1勝3敗15ホールド 61.0投球回 防御率2.80
選手紹介
トレードを機に飛躍し、カープのブルペンを支えた右腕。ストレートとスライダー、フォークで投球を組み立てる本格派。
楽天時代は先発メイン。2015年には103回を投げ4勝を挙げたが、怪我もあり定着はならず。2018年オフ、福井優也とのトレードで広島へ移籍。
移籍初年度の2019年からチーム2位の58登板。終盤にはセットアッパーとしても起用さされた。飛躍の要因は、ツーシーム習得で投球の幅を広げたこと。ストレートとフォークが好調で、それぞれ被打率は.123と.141だった。
2020年44登板、2021年33登板と翌年以降もリリーフとして活躍。特に2021年は防御率1.71と安定感抜群だった。
8登板に終わった2022年、戦力外通告を受け引退。広島の打撃投手に就任した。
査定について
シーズン 被打率.188(207-39) 4本
対ピンチE 得点圏 被打率.236(55-13) 2本
対左打者B 対左 被打率.131(107-14) 1本 OPS.425 対右 被打率.250(100-25) 3本 OPS.425
球速安定 直球平均球速143.1キロ
対ランナー 対ランナー時 被打率.128(39-5) 0本
スロースターター 疑似先発×。先発時代で最高成績だった2015年は1,2回の失点が多い
コウテイペンギンの独り言
1、2軍を行ったり来たりするような楽天時代のイメージを払拭したのが2019年でした。ストレートのスタッツが素晴らしいですが、ツーシームを投げたからこそなのかなと思います。現役生活お疲れ様でした。