西の技巧派サイドスロー
選手名 岡本 晃(おかもと・あきら)
経歴 三田学園高‐関大‐近鉄(1996②[逆指名]-2004)‐オリックス(2005)‐SV ADO(2006)‐ナシュア・プライド(2007)
1997年成績 30登板22先発 146.2投球回 10勝7敗 防御率2.82
選手紹介
幕を閉じ行く近鉄を支えたサイドスロー右腕。直球とスライダー、シュート、シンカーなどを制球良く投げ分ける。プロ入り後数年は先発ローテを担い、中堅に差しかかるとリリーフ転向でフル回転とあらゆる役割をこなした。
プロ1年目は二軍でもパッとせず、一軍登板はなし。しかし2年目に急浮上。GW明けに一軍に昇格すると同時に先発ローテーション入り。時折中継ぎ登板をはさみつつ、ローテーションを守り規定投球回に到達、一時は最優秀防御率も争った。最終的にはリーグ2位の防御率2.82を記録。暴投も0と制球も安定。新人王級の成績を残したが、小坂誠に次ぐ2位の投票数となった。
翌年以降もローテを担ったが、97年ほどの安定感はなく負け越しが続いた。01年はリリーフに転向しリーグ優勝に貢献。02年は故障した大塚晶文の代役クローザーも務めた。分配ドラフトでオリックス入りするも不振で戦力外になると、06年はオランダ、07年は米独立リーグでプレーした。現在は整体師をしているようだ。
査定について
球速 デフォより。翌年の映像を軽く見たが、140キロ以上は出ていない模様
変化球 江川卓 スカウティングレポート‘98によれば、この頃シュートはあまり投げておらず、代わりにカーブの投球割合が高い。素人目での判断だが、カーブは縦の変化が大きかった
対ピンチC 得点圏 被打率.221(136-30) 2本 シーズン 被打率.256(539-138) 14本
対左打者E 対左 被打率.290 対右 被打率.228
一発 被本塁打率0.86
コウテイペンギンの独り言
かねてから作成したいと思っていた、先発時代の岡本投手です。最高球速がはっきりと分かると良いのですが...
他にしっくりくるものがなかったので、新しい素材を使ったパワターにしてみました。