球界のジャイアン
選手名 山崎 武司(やまさき・たけし)
経歴 愛工大名電高-中日(1987②-2002)-オリックス(03-04)-楽天(05-11)-中日(12-13)
1996年成績 .322(453-146) 39本 107打点 1盗塁1死 OPS1.007 ベストナイン
選手紹介
知多が生んだ大砲。中日、楽天などで27年間プレーし、通算403本塁打を記録した。史上3人目の両リーグ本塁打王。"たけし"という名前や屈強な体格、性格から"ジャイアン"と呼ばれた。
1996年は減量に成功し臨んだシーズン。怪我に弱い体質が改善された。また、7、8分の力で打つことを覚え、本塁打を量産。打順は6番など下位、ポジションはレフトで起用された。6月には月間MVPを受賞し、オールスターゲームにも出場。松井秀喜(巨)、江藤智(広)と本塁打王レースを繰り広げ、最終的には38本の2人を抑え、本塁打王に輝く。打率はリーグ4位、打点もリーグ2位、リーグ最高の長打率.625と、10年目にして完全に開花した。
その後も主力として活躍するも、監督等との軋轢などもあり、2000年代前半は不振の時期に。楽天で野村克也監督と出会い、配球を読むことを学び、アラフォーでの大復活を果たした。引退後は主に東海地方で解説者として活動するとともに、モータースポーツにも励む。
査定について
チャンスB 得点圏 打率.372(129-48) 7本
プルヒッター 本塁打方向 左/中/右 28/6/5 ヒットも左方向が多い
初球○ ノーストライク時 打率.410(134-55) 16本
満塁男 満塁時 打率.529(17-9) 2本
コウテイペンギンの独り言
"ジャーマン"という愛称も好きなのですが、スラング由来なので"ジャイアン"で我慢しておきました。若手時代の、火事に飛び込んで幼児を助けたエピソードが好きです。