広島
中日
西武
多彩な変化球で打ち取る技巧派助っ人
①経歴 フットヒル高‐オリオールズ(2009-2011)‐ダイヤモンドバックス(2012)‐中日(2013)‐ヨーク・レボリューション(2015)‐ランカスター・バーンストーマーズ(2017)
②2013年成績 14登板(11先発) 2勝2敗2H 53.1投球回 防御率3.71
③選手紹介
2013年、ドラゴンズでプレーした技巧派外国人投手。最速150キロのシンカー、ツーシーム等の直球を軸に、スライダー、チェンジアップを織り交ぜゴロに打ち取る投球が持ち味。コントロールはまとまっているが、球質が軽く被本塁打が多い点が指摘されていた。MLBでは通算19勝を挙げている。
登録名は「バーゲンセールを連想させて縁起が悪い」という髙木守道監督の意向で、ファーストネームのブラッドリーになった。
開幕当初は安定感を欠き、リリーフでも登板した。4月27日の広島戦で5回を3失点に抑え来日初勝利。続く5月11日の広島戦でも勝利を挙げた。以降、交流戦期間はローテーションを守ったが、勝利を挙げられず。7月以降は登板機会が減少し、起用法も安定せず。9月にウェーバー公示にかかり退団した。
翌年以降は米独立リーグ等でプレーし、引退後はマイナーで投手コーチを務めている。
④選手画像
⑤パワナンバー 11000 41048 00224
⑥査定について
対左打者B:対左 被打率.255(94-24) 1本 対右 被打率.333(111‐37) 3本
ゴロピッチャー:GO/AO 1.53
対ランナー:対ランナー時 被打率.517(29‐15) 1本
守備力B・積極守備:バント処理やベースカバーが上手く、メジャー通算のDRS 12を記録している。日本でも素手で打球をトスするなど、ファインプレーを見せている
⑦コウテイペンギンの独り言
久しぶりの更新です。おそらくパワプロブログ界初のバーゲセン。
2025年シーズンのドラゴンズでは、カイル・マラー投手が29日に来日初勝利を挙げましたが、米国出身の投手が勝利を挙げたのはブラッドリー以来。
パワプロ2013では、ペナントモードで4球種に成長することもあり、数年間にわたり好成績を残した記憶があります。
先発転向でモデルチェンジに成功の❝教授❞
福谷 浩司(ふくたに・こうじ)
①経歴 横須賀高‐慶応大-中日(2013①-2024)-日本ハム(2025-)
②2020年成績 14登板(14先発) 8勝2敗 92投球回 防御率2.64
③選手紹介
150キロを超えるストレートで打者を投球が売りの右腕。慶応大の理工学部を主席で卒業し、プロ入り後はnoteで積極的な発信を行うなど、球界屈指の頭脳派としても知られる。
大学時代~プロ入り後の若手時代はリリーバーとして活躍。2014年には勝ちパターンとして72試合に登板し防御率1.81の活躍を見せるも、以降はもう一つ安定感を欠く投球が続く。
転機となったのは2019年の先発転向。同年は故障が重なり1登板に留まったが、翌2020年は本領発揮。リリーフ時代の力で押す粗削りな投球から、コントロールを重視したスタイルへのモデルチェンジが奏功。全14先発で5イニング以上を投げ、QS率71.4%を記録するなど抜群のゲームメイク力を発揮し、チーム8年ぶりのAクラス入りに貢献した。
翌年は開幕投手に抜擢され5勝。2024年には4先発で3勝を挙げ、オフにFA権を行使。日本ハムへの移籍が発表された。生まれ育った地を離れ、野球界に貢献すべく北の大地で更なる成長を遂げる。
④選手画像
⑤パワナンバー 11900 20688 94149
⑥査定について
コントロールA BB/9 1.27、K/BB 5.54と圧巻の制球力。いずれもリーグ2位相当
打たれ強さB:全登板で責任投球回を投げたのは立派の一言
勝ち運:規定投球回到達していればリーグ3位相当の援護率4.92
(大野雄大 3.12、柳裕也 3.52、松葉貴大 1.85、ロドリゲス3.88)
球速安定:ストレート平均球速147キロ、ツーシーム平均球速147.1キロ
ゴロピッチャー:GO/AO 1.51、HR/9 0.68と高次元のリスク管理
⑦コウテイペンギンの独り言
先発転向後の福谷の特徴は何といっても制球力。先発転向した2019年以降の与四球率が1.73であることからも分かるように、四球を出さない姿勢が顕著でした。
非常に思い入れもある投手で移籍は寂しいですが、そういった我が道を行くサマが好きだったとも思います。いつの日か中日に戻ってきて、素晴らしいビジョンをつくってくれることを期待しています。
⑧2024年の振り返り
オフ会以降(それ以前からか...)全く更新できませんでした。言い出しっぺの企画にも全く貢献できておらず大変申し訳ないです。ビジョンがなくすみません。来年も暫くはこのような形になりそうですが、色々と落ち着いたら企画を完成させるべく努めたいです。
2024/10/13(日) パワプロ査定オフ会に参加
2024年10月13日(日)、データニキ主催で開催されたパワプロ査定オフ会に参加させていただきました。開催場所は都内某所。前日10月12日の夕方からは前夜祭もありましたが、今回は本会のみの参加させていただきました。
本記事では、オフ会の内容、感想などをざっくり綴ろうと思います。
追記:ユーモアがなくつまらない仕上がりになってました。すみません('ω`)
参加者について
今回はデータニキの尽力のおかげで、史上最大の20名が参加する形で開催となりました。私としては、経験者・初参加者含め、オフラインでは初めてお会いする方が約半数であり、非常に良い刺激となりました。
以下が参加者一覧となります。
(てっぴーさんが欠席に)
植える地さん(植える地のパワプロ再現とかやったりするブログ)
本会プログラム
①開会宣言(ともぴーさん)
ともぴーさんから開会に当たってのご挨拶。「もっと話しておけば」という後悔がないように、というメッセージがありました。「歯のないドラえもん」と我々の反応はハイライトに入れたい名場面でした。「歯のないドラえもん」、最早落語の演目。
②自己紹介
まずは参加者全体での自己紹介。
自己紹介する内容は、
・名前
・パワプロ歴
・今回参加した理由
でした。データニキが参加者それぞれの紹介スライドを予めつくって下さっていたため、それをなぞる形で挨拶させていただきました。私の参加理由は「データニキとの絆だから」です。
他の参加者様については、パワフルフューチャーズ編で出てくる宇宙人がいてびっくりしました。パワプロ歴も様々で面白かったです。
③カメハさん presents 特殊能力大喜利
毎度恒例、カメハさん司会による特殊能力大喜利。2問×4ターンという形で行われました。
私は決勝打と「フライボールピッチャー・一発・軽い球・抜け球の使い分け」について担当しました。真面目に数値的な査定基準を回答しましたが、大喜利としてはイマイチだったなとも思ってます。
他のターンで印象に残っているのは
・リベンジ→いらない(カメハさんの大胆まとめ)
・いぶし銀→人気者の要素
・精神的支柱→レインメーカー(by台湾さん)
・キャッチャーF→ムード×的な要素を反映(byうんち博士)
④JPさん presents「パワターアンケート結果」
JPさんが、パワプロプロガーを対象に行ったパワターについてのアンケートの結果と考察を発表して下さいました。「KONAMI側もヒゲや髪型の特徴を再現することで寄せる努力はしている」という考察についてはその通りだと思います。
⑤NO.ゴメスさん presents「パワター講座」
漫画家であるNO.ゴメス先生がパワター講座を開講して下さいました。教えていただいた内容の一例としては、
・形は同じヒゲでも、大きさによって顔のシャープさが表現できる
・KONAMIが髪の毛と眉の色を分けているケースがある
・漫画のデフォルメを生かすことが有効
漫画が有効ということから、自分で似顔絵書いてから作ってみようかなと思ったりもしましたが、自分のデフォルメが下手だと意味がないのです。
⑥ルイセンコさん presents「真っスラとナチュラルシュートについての考察」
ルイセンコさんが林卓史著『球速の正体』を基にした真っスラとナチュラルシュートについての講義をして下さいました。
・そもそも平均的なストレートはシュート回転していること
・シュート回転の具合によってストレートのタイプが判断可能であること
・本当にスライド変化しているピッチャーはMLBでもごく僅かであること
など新たな知見を得ることができ、勉強になりました。「NPBでもMLBのような詳細な球種のデータがあれば査定もより厳密なものになっていくのに…」と感じました。
ルイセンコさんがスライドを公開して下さったのでリンクを貼っておきます。
ikezu-no-pawapuro.hatenablog.jp
⑦さかまさん presents THE 大査定大会〜みんなで査定しちゃおうぜ〜
さかまさん進行による査定大会。
お題は前田智徳(1993)でした。
カメハさんのデータ提供もあり、この時代の選手としてはかなり充実したデータを元に査定することができました。私の査定がこちら。
打撃タイトルは受賞せずに引退した“無冠の天才”感が出るかなと思い、オールBにすることを念頭に査定。査定した結果が以下です(オフ会から画像を一部修正)。
他の方の査定で良いなと思ったのは同率1位となった台湾さんのラインドライブ。長年のカープファンである「スクストとパワプロと私」運営者パワプロおじさんも同様の査定をされており、納得感もあります。
⑧フリートーク
最後にフリートークをさせていただきました。前半分はNishiさん・inoさん・怨霊さんと、後ろ半分は義烈さん・くりーむさんとお話しさせていただきました。
前半はオ◯ストどうしてるか、国会図書館での情報収集について、ドラフトと指名選手の作成についてお話ししました。
Nishiさんが工夫をこらしながら毎日更新を継続されていることを実感。毎週のルーティンになっているようですが、意志の弱い私には到底真似できないです。
怨霊さんからは国会図書館では詳細な資料検索が可能であることを伺い、利用意欲が高まりました。関東勢羨ましい〜
inoさんとは、ドラフト全指名選手作成をすることがどれほど大変かを話しました。(昨年私は中日の選手さえ作り終えることができませんでした…)
後半はセパの優勝チームのファンであるお二人と今年のプロ野球について話しました。この時期まで野球が楽しめて羨ましい限り。
他にも打低打高への対応などについて話しました。流れからお仕事のお話についても伺うことができ楽しかったです。
二次会
本会終了後は駅前へと移動し、二次会に参加させていただきました。記憶に残っていることを記録しておきます。
・1チーム再現の大変さ、まして1シーズン再現はめちゃくちゃ大変
・今作のミート基準大幅アップへの対応について
・ともぴーさんから「金得を積極的につけよう!」というお話をいただいた。これまで査定のルーティンに入っていなかった節があるので今後は意識するようにしたい
・それぞれのファンが見るようなサイトに情報が転がっているわけだが、ファン以外は知らないようなケースも多いため、共有できると良いかも
・他にも2000年前後の二軍レポートが記されたサイトが存在していたそう。インターネット上にはまだまだ査定のヒントが転がっているように思われる
・今回参加されていないブロガーについて
・データニキが色々と大変な中、主催を務めておられた。感謝!
感想と御礼
私はオンライン1回、現地3回で通算4回目の参加になりました。沢山のパワプロブロガーのお顔が見れて嬉しかったです。
過去最大規模で行われたものの、トラブルもなく進行され、素晴らしい会になりました。主催のデータニキ、コーナーを担当された皆様の入念なご準備の賜物だと思います。本当にありがとうございました。
また、初参加者の方が積極的・意欲的に参加しており、こちらとしても吸収するものが多かったです。
またこのような機会があれば、是非参加させていただきたいと思います。このような会が催されること、そこに呼んでいただけることが決して当たり前じゃないことを肝に銘じ、最低限ブログを更新できるよう努めたいと思います。
トミー・ジョン手術から復活を遂げた❝タジ魔人❞
田島 慎二(たじま・しんじ)
①経歴 中部大一高‐東海学園大-中日(2012③-2024)
②2021年成績 22登板(0先発) 2勝1敗8H 18.1投球回 防御率2.45
③選手紹介
“タジ魔人“の愛称で知られる名古屋生まれのリリーバー。通算で462試合に登板し、セットアッパー・クローザーとしてドラゴンズのブルペンを支えた。切れ味鋭いスプリットで三振を奪う投球が持ち味。
勤続疲労もあり、かつてのクローザーは停滞が続いていた。2020年はキャンプで右肘の違和感を訴え、トミー・ジョン手術に踏み切った。2021年にはリハビリを終え、春季キャンプにも帯同。7月12日の広島戦で一軍復帰登板を果たし1回を無失点。8月中旬からは本格的に一軍に帯同し、9月半ばには勝ちパターンへ復帰。イニング数を上回る奪三振を記録するなど投球内容も上々だった。
翌2年は成績は落としつつも、21登板、33登板とリリーバーとしての役割を果たす。「勝負の年」として挑んだ2024年は、6月に一軍に昇格。しかし、初登板で一つのアウトも取れずに降板し、引退を決意する要因となった。引退試合ではかつてのチームメイトである京田陽太からスプリットで三振を奪い、有終の美を飾った。
④選手画像
⑤パワナンバー 11100 50457 32178
⑥査定について
対ピンチE:得点圏 被打率.333 0本 、シーズン 被打率.221 0本
対左打者E:対右 被打率.189、対左 被打率.333
ノビE、球速安定
:ストレート 被打率.290 0本 空振り率4.8% 平均球速144.2㌔(ベースボール・マガジン社選手名鑑)
奪三振:K/9 10.80
⑦コウテイペンギンの独り言
前回に続いて今季限りで引退する田島選手。開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録、東京ドームでの圧倒的な相性の悪さなど印象に残ることが多く、非常に思い入れのある投手でした。その中でも嬉しかったのが2021年の復活です。苦しい時期が続いた中で、終盤には勝ちパターンに食い込む復活を見せてくれました。ルーキーイヤーからひたすら投げ続け、ブルペンを支えてくれた功労者です。お疲れ様でした!
フォーム改良で安定感大幅アップの❝タジ魔人❞
田島 慎二(たじま・しんじ)
①経歴 中部大一高‐東海学園大-中日(2012③-2024)
②2015年成績 64登板(0先発) 4勝6敗16H9S 75投球回 防御率2.28
③選手紹介
“タジ魔人“の愛称で知られる名古屋生まれのリリーバー。通算で462試合に登板し、セットアッパー・クローザーとしてドラゴンズのブルペンを支えた。切れ味鋭いスプリットで三振を奪う投球が持ち味。
ルーキーイヤーから56登板で35HPを記録するフル回転。翌年以降は与四球が多く不安定な投球も目立っていたが、サイドスローに近いフォームに転向し、スプリットの投球割合を大胆に増やした2015年は大幅に安定感が向上。阪神との開幕戦ではサヨナラ打を浴びたが、安定感のある投球を継続すると共に序列を上げ、夏場には抑えのポジションを勝ち取った。登板数、投球回はキャリアハイを記録するなど、タフな働きが光る一年となった。
翌年は前年の好調を継続し、開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録を樹立。2017年はクローザーとして34セーブを挙げたが、勤続疲労もあり、翌年以降は不振が続く。2020年はキャンプで右肘の違和感を訴え、トミー・ジョン手術に踏み切った。
④選手画像
⑤パワナンバー 11200 10457 31960
⑥査定について
対ピンチC:得点圏 被打率.220 1本 、シーズン 被打率.247 4本
対左打者F:対右 被打率.189 1本 OPS.539、対左 被打率.333 3本 OPS.887
ノビE、球速安定、変化球中心
:ストレート 被打率.301 2本 空振り率3.5% 平均球速145.5㌔ 投球割合37.6%(slugger選手名鑑)
重い球+ゴロピッチャー
:GO/AO 3.29、ゴロ率65.6%(リーグ平均48.3%)は球界トップ級の数字
調子極端:月別防御率がきれいに波打っている
3・4月 1.08、5月 3.09、6月 2.31、7月 3.52、8月 0.71、9月 3.86
⑦コウテイペンギンの独り言
新人ながら抜群の成績を残した2012年、記録に残った2016年の作成が多い田島投手。それ以外の年を、ということで2015年を作成。指標ベースでは2016年を上回る点も多く、翌年の開幕からの無失点記録へと確かに繋がっていた1年だと思います。圧倒的なゴロ割合など中々クセの強い成績が刺さる。
新人王に輝いた超技巧派即戦力ルーキー
野村 祐輔(のむら・ゆうすけ)
①経歴 広陵高-明治大-広島(2012①-2024)
②2012年成績 27登板(27先発) 172.2回 9勝11敗 防御率1.98
新人王
③選手紹介
高い制球力と多彩な球種を駆使し、巧みに打者を打ち取る技巧派スターター。最速は140キロ台ながら、高い投球術を武器にエースとして君臨した、現代野球では希少な技巧派投手だった。
アマチュア時代から完成された投球を評価されており、ルーキーイヤーから先発ローテを担う。2登板目でプロ初勝利を挙げると、前半戦で7勝の活躍を見せオールスターにも出場。6月に古傷の背筋痛が再発した影響もあり、後半戦は黒星が先行したものの、規定投球回に到達しリーグ2位の防御率を記録。新人では46年ぶりとなる防御率1点台で、パの益田直也と共に平成生まれ初となる新人王を受賞した。
翌年以降も先発ローテーションの一角として活躍し、2016年は最多勝を獲得。以降リーグ3連覇に貢献するも、近年は故障が重なり成績も振るわず。2024年を持って引退を決意。引退試合では、自身の持つ初登板からの連続先発試合数をプロ野球記録となる211試合に更新した。
④選手画像
⑤パワナンバー 11200 50457 32296
⑥査定について
球種
週ベのインタビューでツーシームを投げ始めたのが2014年からと語っている。手元のデータでも該当するものがなかったためカット、縦カーブ、サークルチェンジの3球種に。
対ピンチC:得点圏 被打率.191 1本、シーズン 被打率.229 6本
逃げ球:HR/9 0.31
リリース:どの球種でも同じフォームで投球することを心掛け、球種偽装に繋げていた
ゴロピッチャー:GO/AO 1.60
負け運:援護率2.47(リーグワースト2位、前田健3.95、バリントン2.48)
抜け球:ストレートが時折シュート回転する傾向
⑦コウテイペンギンの独り言
今季限りで引退する野村投手の新人王イヤーを作成。3連覇の時期を中心に、中日もかなり苦しめられた印象があります。現代では絶滅危惧種となる最速140キロ台のスターターらしく、技巧派っぽい得能が多くなりました。
ストレートが唸る獅子の守護神
増田 達至(ますだ・たつし)
①経歴
柳学園高-福井工業大-NTT西日本-西武(2013①-2024)
②2019年成績
65登板 69.2投球回 4勝1敗7H30S 防御率1.81
③選手紹介
ナチュラルにスライダー方向へと変化する最速156キロのストレートを投げ込み、三振を奪うクローザー。淡路島出身。キャリア通して大きな故障をせずに投げ続け、通算559登板で球団記録の194セーブ、140HPを記録(投稿日時点)。2015年に最優秀中継ぎ投手、2020年に最多セーブに輝いた。
2019年は前年の不調を受けフォーク、カーブの投球割合を増加したのが奏功。勝利の方程式を担い、リーグ2位の65登板でリーグ3位の30セーブを記録。捕手の森友哉とは最優秀バッテリー賞を受賞した。チーム防御率がリーグ最下位と不安定な投手陣の中、WHIP0.88と安定感抜群の投球をみせ、胴上げ投手となった。
その後もクローザーとして活躍を続けたが、2年連続で不振に苦しんだ2024年をもって現役引退。球団史に名を残す守護神がマウンドを去る。
④選手画像
⑤パワナンバー 11600 90319 79962
⑥査定について
ストレート→投球割合69.4% 空振り率14.3% 被打率.195:速球中心、ノビA
得点圏 被打率.156 1本、シーズン 被打率.200 5本:対ピンチB
K/9 9.56:奪三振
GO/AO 0.65+フライ率 51.6%(リーグ平均43.9%):フライボールピッチャー
⑦コウテイペンギンの独り言
今年限りで引退する増田投手。日の当たるポジションにいたわけではないかもしれませんが、残した実績はライオンズのレジェンドに値すると思います。
抜群の成績と指標を残し、チームも優勝した2019年版を作成しました。ストレート主体の投球でこの成績は凄まじい。
追記)サムネ候補を沢山撮りました。お蔵入りにするのも勿体無いので下に貼っておきます。