3球団競合の高校No. 1右腕
選手名 髙橋 純平(たかはし・じゅんぺい)
①パワター (デフォより)
②経歴 県立岐阜商業高-ソフトバンク(2016①-2023)
③2019年成績 43登板(0先発) 51投球回 3勝2敗17ホールド 防御率2.65
④選手紹介
最速154km/hのノビのあるストレートが武器の3球団競合右腕。高校では1年秋からエース。3年春のセンバツベスト8、U-18日本代表への選出などの結果を残し、高校No. 1右腕として3球団競合の末プロ入り。プロ入り後3年間は故障やフォームの乱れに苦心し、一軍登板は1試合に留まる。
一転、2019年は覚醒の年に。二軍で防御率0点台の安定した投球を見せると、5月に一軍昇格。6月29日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げると、翌日にも勝利投手となる。「プロ初勝利から2試合連続で勝利投手」は球団初の記録であった。ビハインドリリーフから結果を残し、後半戦には勝ちパターン入り。ポストシーズンでも結果を残し、日本一に貢献した。
翌2020年は先発再転向の方針も、肩痛に苦しみ結果を残せず。その後も相次ぐ故障やそれに伴う制球難に苦しみ、自身のスキャンダルも追い討ちをかけた。2023年オフに戦力外通告を受け引退。2024年からはソフトバンクの野球振興部スタッフに転身する。
⑤選手画像
⑥査定について
◯フォーク:空振り率 20.0%、被打率.143
スライダー:空振り率 18.1%、被打率.162
直球以外もかなりの高水準だった:キレ
◯K/9 10.24:奪三振
◯ストレート平均球速 149.2km/h:球速安定
◯前半戦は多く回またぎをこなし結果を残す:回またぎ
⑦編集後記
ドラフトで中日が入札したこともあり、思い入れのある選手でした。2019年のスタッツはかなり優秀で、パテレで映像を観てもそれに違わぬ良いボールを投げていました。
あのスキャンダルがなければ中日フロントは獲得に乗り出したと思います…