火の国サイドスロー
選手名 荒西 祐大(あらにし・ゆうだい)
①パワター (デフォより髪色変更)
②経歴 玉名工業高-Honda熊本-オリックス(2019③-2021)-BC信濃(2022-2023)-火の国サラマンダーズ(2024-)
③2019年成績 13登板8先発 51.2投球回 1勝4敗 防御率5.57
④選手紹介
高卒で社会人野球入りし、8年間の在籍で結果を積み重ねプロ入りした本格派サイドハンド。最速149キロの直球にスライダー、シンカー等の変化球を織り交ぜ投球を組み立てる。プロ入り後はスリークォーター気味のフォームになったが、2020年には再びサイドスローに。
ルーキーイヤーの2019年は先発、リリーフで中継ぎとして一軍でも登板機会を得る。2先発目となる6月22日の広島戦でプロ初勝利。7月以降は打ち込まれ、計7度の昇降格を繰り返したが、先発投手の一枚として即戦力としての意地を見せた。5登板ではあるが、リリーフ時の方が防御率3.52と好成績だった。
2020年は中継ぎとして29登板するも、2021年は一軍登板がなく戦力外に。
2022年〜2023年は信濃グランセローズで選手兼任コーチとしてプレー。初年度は防御率2.29で7勝。2年目は後進の育成への熱量も増した。
2024年は、誕生からプロ入りまでを過ごした故郷・熊本の火の国サラマンダーズでプレー。2月にはシーズン開幕を前に退団したロバート・ローズに代わって監督代行に就任した。
⑤選手画像
⑥査定について
◇内容は防御率以上との分析がなされていたため、能力は気持ち高めに
◇ストレートはシュート成分が強く、一長一短の性質:ナチュラルシュート+シュート回転
△HR/9 1.05:一発
△シーズン被打率.281 6被本 対ランナー時被打率.323(31-10) 2被本:対ランナー
⑦編集後記
ロバート・ローズが二十数年ぶりに開幕前帰国をかましたことで監督代行に就任された荒西投手。オリックスと信濃の5年間以外は熊本でプレーするご当地プレイヤーです。実質的にはGCS*12連覇へとチームを率いた馬原孝浩前監督の後任になり、独立リーグ界の強豪という位置付けを持続させることが期待されます。