オリックス暗黒時代のエース
選手名 川越英隆(かわごえ・ひでたか)
経歴 学校法人石川高等学校ー青山学院大学ー日産自動車ーオリックス・ブルーウェーブーオリックス・バファローズ(1999②-2009)ー千葉ロッテマリーンズ(2010-2011)
1999年成績 26登板(25先発)177回 11勝8敗 防御率2.85
選手紹介
青波時代終盤と合併後初期、オリックスの停滞期を支えた右腕。先発投手としてまとまったスキルをもち、安定したフォームから熟練した投球術で174㌢の小柄な体格を物ともせず勝負した。
高校では3年時に春夏連続甲子園に出場。大学では通算3勝にとどまったが、社会人野球で才能開花。都市対抗で優勝し、最優秀選手賞に値する橋戸賞を受賞した。
プロではルーキーイヤーから活躍。デビュー戦では打たれたが、4戦目にして初勝利を掴み、その後は勝ちを重ねた。11勝を挙げ、リーグ4位の防御率2.85、8完投はリーグ2位とエースの活躍。5月には月間NVP。しかし新人王は16勝を挙げた松坂大輔に譲り、代わりにパ・リーグから特別に優秀新人賞を受賞した。また、星野伸之・金田政彦とともに挙げた2桁勝利はブルーウェーブ生え抜きでは最後だった。
00年は8勝も途中離脱。その後は自身、チームと共に不振で芳しい結果は残せなかったが、04年に720日ぶりの勝利を挙げると、同年は144.2回を投げ7勝と復活を果たした。05年は6勝。06年は163.1回を投げ、防御率3.14で9勝。08年は中継ぎでタフに投げた。05年から07年まで3年連続開幕投手を務めた。
09年に戦力外を受け、ロッテに移籍。11年は中継ぎで18試合に登板し、防御率1.37の活躍を見せるもその年限りで引退。その後ロッテ投手コーチに就任、一二軍を行き来し、現在は1軍に所属。
査定について
打たれ強さC
4月 1.2-2-2 6.2-5-0 5-1-1 3.1-3-2 7.1-2-0
5月 7-1-0 7-2-0 9-4-0 9-0-0
6月 7.1-4-0 7-1-0 4.2-1-0 9-0-0 7.1-5-1
7月 9-5-0 3.1-6-0 9-3-0
8月 9-3-0 8-2-1 6.1-1-0 7.1-2-0
9月 9-1-2 6.2-2-2
10月 9-1-0 6-0-0
コウテイペンギンの独り言
ザ・暗黒エースのイメージがあります。長く活躍されましたが、キャリアハイは一年目。投手コーチとしても古参で信頼も高いのだろうと思います。
*1:自己算出によりミスの可能性高