落ち着いた投球の右腕
選手名 鶴田泰(つるた・やすし)
経歴 山梨県立塩山商業高等学校ー駒澤大学ー中日ドラゴンズ (1992②-2000)ー広島東洋カープ (2001-2004)
1993年成績 29登板19先発127投球回 7勝11敗 防御率3.47
選手紹介
落ち着いたマウンドさばきと安定した制球が持ち味の右腕。塩山商高時にノーヒットノーランを達成し、駒大ではのちのチームメイト・関川浩一や同期の田口正徳とバッテリーを組んだ。東都大学リーグ通算で29試合に登板し8勝2敗、防御率2.07、111奪三振。4年時の大学選手権では1安打完封もしている。
ルーキーイヤーの1993年はフォークのキレが良く、主に先発としてチーム3位タイの7勝を記録。防御率も悪くなかったが、打線の援護が少なく負けが先行。新人王も狙える成績だったが、強烈なインパクトを残したヤクルト・伊藤智仁に敗れた。伊藤との直接対決は5月16日と5月23日の2回でどちらも敗戦投手になっている。
2年目は少し成績を落としたが、22試合に登板。しかし、3年目のアリゾナキャンプで右肘を故障。ここから2度の手術など長い怪我との闘いが始まる。
長いリハビリを終え1998年には再び一軍のマウンドに上がり、翌1999年には5年ぶりの勝利を挙げる。しかし、リハビリ中にチームの層が厚くなっていたため登板は限られてしまった。その中で2000年シーズンオフに紀藤真琴とのトレードで広島に移籍した。
広島ではローテの穴埋めや中継ぎで渋い活躍を見せた。移籍後3年間は毎年勝利を挙げたが、12年目となる2004年はキャンプ中の太もも裏の違和感で1ヶ月長の3軍調整。少ない一軍の機会では結果を残せず、戦力外通告を受け引退した。現在は古巣・中日の打撃投手。
査定について
対ピンチE 被打率.252 得点圏被打率.286
ノビC 地味ながらストレートのノビが良いとの記述
球持ち○ 打者がストレートと他のボールを錯覚して打ち損じるとの記述
対強打者○ 4番打者被打率.140 4番だけではあるがかなり低く、つけるに十分か
一発 被本塁打率1.113
コウテイペンギンの独り言
前回のリメイク。4番打者に強いというデータを反映させてみました。恥ずかしながら、初めて高級レストラン理論で作成しましたが、すごく作りやすくて驚きました。