球界屈指の技巧派守護神
選手名 武田 久(たけだ・ひさし)
経歴 生光学園高-駒大-日本通運-(北海道)日本ハム(2003・4巡-2017)-日本通運(2018-2019)
2009年成績 55登板(0先発) 3勝0敗34セーブ4ホールド 60投球回 防御率1.20
選手紹介
三度の最多セーブ、一度の最優秀中継ぎに輝いた小さな守護神。多彩な変化球を制球良く投げ分ける。独特の低いリリースポイントから放たれる直球はスピンがかかり、浮き上がるような軌道を描く。強気の投球で内角を攻め、ピンチでも動じないメンタルも光る。7年連続50登板以上を達成するなど頑丈さも光った。
2009年から本格的に抑えに転向。変化球中心のスタイルにモデルチェンジし、直球の投球割合は25%だった。ゴロ中心に打たせて取り、被本塁打はわずか1本。シーズン無敗の好成績を残し、見事セーブ王に輝いた。
その後も日本ハムの勝利の方程式を担い、通算167セーブ、107ホールドをマーク。晩年は古巣・日本通運で2年間プレーした後引退。現在は日本製鉄東海REXで投手コーチを務める。
査定について
対ピンチC 得点圏被打率.204(49-10) シーズン被打率.237(228-54)
対左打者F 対左 被打率.273(110-30) 1本 対右 被打率.203(118-24) 0本
球持ち 左肩を上げるフォームでボールに角度をつけている
コウテイペンギンの独り言
改めて通算成績を見ると、予想以上にタフな活躍をされていました。速球派守護神全盛の時代だからこそ、技巧派守護神が恋しくなります。中村晃選手の代理人を務める北村弁護士ですが、武田久選手の代理人もしていました。