渋き求道者
選手名 音 重鎮(おと・しげき)
経歴 星稜高‐名古屋商科大‐新日鐵名古屋‐中日(1988⑤-1990)‐広島(1991-1995)‐中日(1996-1999)
1996年成績 .265(275-73) 11本 41打点 3盗塁1死 OPS.755
選手紹介
勝負強くシュアな打撃と高い守備力が光る外野手。中日、広島で活躍した。実家は浄土真宗大谷派の寺院。
故障は多かったが、1年目から一軍で活躍。89年8月12日には斎藤雅樹のノーヒットノーランを阻止する一打を代打で放つ。プロ4年目に広島へトレード移籍。94年以降はスタメン起用が増加。広島市民球場のフェンスによじ登り、ホームランボールを掴んだスーパープレーは話題を呼んだ。95年はキャリアで唯一規定打席に到達し、ゴールデングラブ賞を受賞した。
96年にトレードで中日に復帰。開幕から5番打者としてスタメン起用。7月に戦線離脱し終盤まで復帰出来なかったものの、得点圏打率.333とチャンスに強い打撃で恐竜打線のクリーンナップを担った。
翌年以降は代打等での起用が多くなり、99年に引退。引退後は中日でスコアラー、コーチなどを務めた。近年は北信越担当スカウトを務め、現在はチーフに昇進している。
査定について
対左打者F 対左打率.171 対右打率.282
代打 代打 打率.364(11-4) 2本 4打点
併殺 打数の割には多い11併殺
コウテイペンギンの独り言
ナゴヤ球場最終年、リーグ1位の179本塁打を記録した恐竜打線の5番打者。攻守ともに巧みで、まさに玄人好みの選手といえます。96年恐竜打線は完成させたいところ。