上州の快腕
選手名 菊地 和正(きくち・かずまさ)
経歴 樹徳高-上武大-日本ハム(2005・6巡-2011)-DeNA(2012-2014)-BC群馬(2015)
2012年成績 63登板(0先発) 49.1投球回 3勝2敗14ホールド1セーブ 防御率2.37
選手紹介
日本ハム、DeNAで活躍した右リリーバー。上武大学出身者初のプロ野球選手。日本ハム時代は、球威あるストレートと落差のあるフォークを操り四球が少なく三振が多い投球が持ち味だった。09年には58登板で26HPを挙げた。
一軍登板がなかった11年オフに日本ハムを戦力外となり、12年からはDeNAでプレー。ダッシュで横浜スタジアムのマウンドに向かう姿は名物に。狭い本拠地対策で習得したカットボールが威力を発揮し、投球内容も上々。奪三振率は3.47と低下したが、2非本塁打とバットの芯を外す投球が光った。5月末から8月末にかけては30試合連続無失点。終盤には勝ちパターンにも入り、戦力外から飛躍した1年となった。
翌年以降は故障もあり不振に。15年は独立リーグで選手兼任コーチとして投げるもNPBからのオファーはなく引退。現在は豚肉の販売、養豚に携わる。
査定について
対ピンチC 得点圏 被打率.188(64-12) 0本 OPS.528 シーズン 被打率.205(166-34) 2本 OPS.585
対左打者C 対左 被打率.159(63-10) 2本 OPS.528 対右 被打率.233(103-24) 0本 OPS.590
緊急登板 火消しなど回途中からの登板が多い
四球 与四球率4.39。コントロールと調整
コウテイペンギンの独り言
戦力外から復活を遂げ、1年目のDeNAを支えた右腕。NPBに所属した期間以外は地元群馬で活躍されており、生粋の“上州人”だと思います。