ラビット時代に光る技巧派スターター
選手名 後藤 光貴(ごとう・みつたか)
経歴 鯖江高‐新日本製鐵堺‐大和銀行‐西武(2000⑦-2005)‐巨人(2005)‐西武(2006)
2003年成績 23登板23先発 141.2投球回 10勝7敗 防御率3.81
選手紹介
00年代前半に西武で活躍した技巧派右腕。丁寧にコーナーを突く高い制球力と簡単には崩れない精神力が武器。ストライク先行で投げていき、チェンジアップでタイミングを外す投球スタイルで打者を打ち取る。高校では捕手、新日本製鐵堺では足を活かし内野手であった。
2003年はチームで唯一、年間通してローテーションを守り10勝。この年は両リーグ最多の29被弾。一方ピンチでの粘り強さは圧倒的で、得点圏で打たれた本塁打は1本、満塁では7打数ノーヒットだった。オリックスからは5勝を挙げた。
翌年以降は右肩の故障から不振に。05年の開幕前、巨人へトレード移籍も5登板に終わる。同年オフに西武に復帰したが、かつての投球を戻ることはなく現役引退。引退後は関西地区のスカウトに就任し、浅村栄斗、金子侑司、児玉亮涼らを担当した。
査定について
対ピンチA 得点圏 被打率.155(110-17) 1本 シーズン 被打率.274(548-150) 29本
回復E 中6日以上が結構多いうえに、8月は防御率4.57、9,10月は防御率4.50とスタミナ切れか
軽い球+一発 被本塁打率1.84はラビット時代とはいえ高い
コウテイペンギンの独り言
ピンチでの強さや高い制球力、緩急を活かした投球スタイルなど技巧派らしさが溢れる投手です。活躍した期間が短いのが惜しいですね。同時期に2人の「ごとう・みつたか」が活躍したので結構ややこしい。