俊足プリンス
選手名 岩﨑 恭平(いわさき・きょうへい)
①パワター (デフォより)
②経歴 東海大相模高‐東海大-中日(2009③‐2014)‐オリックス(2014-2017)
③2015年成績 .281(96-27) 4本 8打点 2盗塁2死 OPS.770
④選手紹介
50m5.66秒を叩き出した俊足が売りの内野手。甘いマスクも特徴的で、”プリンス”の愛称で親しまれた。ミートセンスと守備範囲の評価も高く、大学でもトップクラスの野手という評価を受けプロ入りした。
プロ入り後はなかなか一軍に上がれず。13年に8盗塁、少ない打席数ではあるものの打率.286をマーク。しかし14年は不振で、8月末に三ツ俣大樹とのトレードでオリックスに移籍した。
15年は二軍成績はそこそこだったものの、一軍で意外性のある活躍をみせる。7月28日の日本ハム戦で放った1号・逆転2ランは球団8000号に。その後も好調を維持し、8月は多くの試合でセカンド・レフトでのスタメン出場を掴んだ。
翌年以降は故障もあり出場数が減少。2017年に戦力外通告を受けると、社会人野球の日立製作所へ。2020年までプレーを続け、現在は同部のチーフコーチを務める。
⑤選手画像
⑥査定について
◯内野安打率22.2%と俊足を生かしたバッティングは健在
△通算の盗塁成功率は50%(24-12)。走力を高めにし盗塁Fに
△三振率20.3%、2ストライク打率.175(57-10)と追い込まれると脆かった
⑦編集後記
突如打撃が開眼した2015年の岩﨑恭。翌年以降は振るいませんでしたが、キャリアハイに相応しい一年だと思います。”プリンス”は大学の同級生に付けられたあだ名のようです。