オガリュー
選手名 小川 龍也(おがわ・りゅうや)
経歴 千葉英和高-中日(2010②-2018)-西武(2018-2021)-メキシコ・モンテレイ(2022)
2019年成績 55登板(0先発) 38.1投球回 4勝1敗15ホールド1セーブ 防御率2.58
選手紹介
日本人の父とフィリピン人の母をもつミックスルーツ左腕。140キロ前後の直球とスライダー、スクリューなどで緩急をつける投球が持ち味。
2015年途中のサイドスロー転向以降、一軍での登板機会を掴む。2016年は44登板と飛躍の年になった。支配下枠の関係もあり、2018年途中に金銭トレードで西武に移籍。会見では「小川獅子也になります」と話しファンの心を掴んだ。試合でも10試合連続無失点を記録するなど飛躍した。
2019年は自己最多の55試合登板。左のサイドだけあって対左打者の起用が多かったが、左打者に苦しむ場面も見られた。しかしながら、決して層が厚いとはいえないリリーフ陣を支え、2年連続でリーグ優勝に貢献した。
翌年も左打者に苦しみつつ好成績を収めた。故障もあって登板機会が減少した2021年オフ、戦力外に。2022年からはメキシコへ渡ったが、初登板の翌日に契約を解除され引退を決意。今秋開催のWBC予選にフィリピン代表として参加し、現役生活を締める予定だ。
査定について
対ピンチE 得点圏 被打率.289(38-11) 2被本 シーズン 被打率.255(137-35) 4被本
対左打者F 対左打者 被打率.295(88-26) 3被本 対右打者 被打率.184(40-9) 1本
打たれ強さB 自責点は最大で2。いずれも本塁打を打たれた時のみ。LOB% 85.6%
低め 低めに集めてゴロを打たせる投球。低めの投球割合は左右とも55%超と高め。
コウテイペンギンの独り言
中日視点から見ると、ジョエリー・ロドリゲスの枠を空けるためのトレードでした。両球団にプラスを生み出す非常に良いものとなったと思います。現役生活お疲れ様でした。WBCでの活躍にも期待しています。