軟投派道産子リリーバー
選手名 武隈 祥太(たけくま・しょうた)
経歴 旭川工高-西武(2008・高4巡-2022)
2015年成績 67登板(0先発)57.1投球回 6勝1敗11ホールド 防御率2.83
選手紹介
ライオンズのブルペンを長く支えてきた、北海道生まれのリリーフ左腕。ブレーキの効いたチェンジアップが代名詞の軟投派。07年ドラフトで西武は上位2名の指名権を剥奪されており、チーム最高順位での入団だった。
14年、一軍定着し47登板。15年は更にステップアップ。年間通して一軍に帯同し、リーグ2位の67登板。BB/9 5.65、K/BB 1.00など投球内容が必ずしも芳しい訳ではなかった。しかし、6勝は全て無失点で挙げたものであるなど要所を抑えるピッチングが光った。
以降2年も68登板,58登板とフル回転。18年以降は勤続疲労や故障等で停滞したが、21年に奇跡の大復活。46試合で投げ、キャリアハイの防御率1.76を記録した。再び故障に見舞われた22年の最終戦、突如引退を発表。故障した左肩の状態が悪いため引退試合は行わず、試合前の引退セレモニアルピッチで現役生活を締めた。
査定について
対ピンチB 得点圏被打率.220(82-18) シーズン被打率.264(208-55) 1被本
対左投手F 対左 被打率.311(135-42) 1本 被OPS.784 対右 被打率.178(73-13) 被OPS.570 他年度も左の成績が悪い傾向があり、本人も右打者との対戦を好んでいる
逃げ球 被本塁打率0.16
コウテイペンギンの独り言
緩急を生かした投球スタイル、独特のキャラなど魅力溢れる投手。21年の復活は驚きましたし、素晴らしかったです。14年間お疲れ様でした。ゆっくり肩を休めて欲しいです。