コウテイペンギンのパワプロブログ

中日ドラゴンズのOB中心に作成中

パワプロ2021 山井大介(2012中日) パワナンバー

 

記憶と記録に残るゴーグル投手

 

 

選手名 山井大介(やまい・だいすけ)

 

経歴 神戸弘陵学園高等学校奈良産業大学河合楽器中日ドラゴンズ(2002⑥巡-2021)

 

2012年成績 56登板(5先発)101投球回   4勝3敗15セーブ13ホールド 防御率1.43

 

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選手紹介

記憶にも記録にも残った投手。36歳になる2014年に13勝を挙げ自身初のタイトルとなる最多勝、最高勝率を獲得するなど、長年に渡ってドラゴンズの投手陣を支えた。ゴーグル・サングラスでもお馴染み。2020〜21年は球界最年長投手だった。

07年日本シリーズ第5戦では8回完全の投球を見せ、9回は交代した岩瀬も走者を出さず締め継投完全試合を達成。2013年にはプロ野球史上77人目のノーヒットノーラン。通算335試合登板、62勝70敗20セーブ32ホールド。

 

コウテイペンギンの独り言

まだ正式に復活は出来ませんが、引退されるということで作ってあったものを。山井さんは完全リレーの年や最多勝の年などでキャリアハイはいつなのか意見が割れますが、私はこの2012年ではないかと思います。主にリリーフ、抑えとして大車輪の活躍を見せました。好成績は統一球による影響が大きいのかと思いましたが、多くの指標でリーグ上位にランクインしており、投球の質においても全盛期と呼ぶにふさわしいかと。

中日関係では藤井選手と中田投手も引退されます。黄金時代を築いた3選手、本当にお疲れ様でした。次のキャリアでも活躍を期待しています。

 

しばらく更新休止します&パワナンバー詰め合わせ

 

半休止状態といっても過言ではなかった当ブログですが、タイトルの通り、正式に更新休止させていただきます。期間は最短で春まで。後半戦、ドラフト、ストーブリーグパワポケ発売と楽しみは尽きませんが仕方ない。

ここで後半戦のドラゴンズの展望を一つ。前半戦は貧打に苦しみましたが、エキシビションマッチなどで希望も見え始めているかなと思います。具体名を出すならばアリエル・マルティネス。怪我が心配ですが、打撃面での貢献はかなり大きそう。レフト起用は難しいかもしれませんが、代打やビシエド休養日に一塁など確実に厚みが生まれる。ガーバーも、もしかしたらという期待はあります。人間性は素晴らしいだけに、ビシエドに指導してもらいながらアジャストしていって欲しいです。他にも京田の本格化や福田の夏男っぷり、大野奨太の1軍復帰や郡司の打撃完全開眼など期待できる要素も多め。若手の注目株としては伊藤康祐。走攻守揃ったプレイヤーになる素質をもっているし、結果も付いてきているのでレギュラーを奪取する程のはつらつとしたプレーに期待。いろいろなことがありますが、強い気持ちでクライマックスステージへ向かってくれれば…

オフの注目は監督人事とドラフト。監督人事は後半戦の戦いを含めた結果によるので今は何ともいえません。取り敢えず言いたいのは、与田政権が投手陣を立て直したのはかなり評価できるということ。補強も少なく、ドラフトも高卒重視の中で、Aクラス入りなど結果も残してくれました。それとも繋がりますが、今年のドラフトはスラッガー、即戦力も含めたバランスのよい指名に期待。高卒中心ドラフトの若手の潰し合い&投手陣のむやみな放出の回避のためにも今年は視点を変える年にして欲しいです。

最後にストックしてた作成選手を軽い紹介付きで置いておきます。ではまた。

 

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鷹のガッツマン

選手名 山崎勝己(やまざき・かつき)

経歴 報徳学園高-ダイエー-ソフトバンク(2001④-2013)-オリックス(2014-2020)

2006年成績 .229(245-56)  1本  19打点 1盗塁

紹介 捕球の安定感やリード力が際立つ捕手。杉内俊哉の専属捕手も務めた。前歯でファウルチップをキャッチし、前歯が3本抜けても戦うガッツマン。晩年はFAでオリックスに。現・オリックスバッテリーコーチ。

 

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13年目のキャリアハイ

選手名 井野卓(いの・すぐる)

経歴 前橋工高-東北福祉大-楽天(2006大社⑦-2012)巨人-(2013-2014)-ヤクルト(2015-2020)

2018年成績 .144(90-13) 0本  4打点

紹介 3球団を渡り歩いた捕手。35歳になる2018年は控え捕手に定着、自己最多の47試合に出場。引退表明では、ヤクルトで応援歌を作成してもらったことを思い出に挙げた。

 

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育成出身のムービングボーラー

選手名 山田大樹(やまだ・ひろき)

経歴 つくば秀英高-ソフトバンク(2007育成①-2017)-ヤクルト(2018-2020)

2012年成績 24試合24先発148.2回 8勝10敗 防御率2.78

紹介 育成から這い上がり、ローテーションも担った左腕。揺れ動くストレートや変化球で打たせて取る投球が持ち味。2011年に先発として7勝を挙げると、2012年には規定投球回に到達。これは育成出身選手初の快挙だった。翌年以降はチームの厚い選手層に阻まれたが、2019年には無償トレードで移籍したヤクルトでローテ入りし、5勝を挙げた。

 

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正確無比な霊感セットアッパー

選手名 落合英二(おちあい・えいじ)

経歴 作新学院高等部-日大-中日(1992①-2006)

2003年成績 61試合(0先発)56回 7勝1セーブ 防御率1.77

紹介 星野〜山田〜落合中日で中継ぎの柱として活躍した右腕。高い制球力が武器で、安定感がある。肘にはサファイアが埋まっている。98年には最優秀中継ぎを受賞。03年は与四球率0.80の圧倒的な制球を武器に、自己最多の登板、勝利を記録。霊感があることでも知られ、屋外球場での優勝や野手の本塁打を予言している。現在は韓国・サムスンの二軍監督を務める。

 

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一塁手転向でゴールデングラブ賞

選手名 森野将彦(もりの・まさひこ)

経歴 東海大相模高−中日(1997②−2017)

2014年成績 .288(507−146) 13本 86打点 3盗塁

紹介 ミスター3ラン」と呼ばれた勝負強い打撃とユーティリティ性で落合ドラゴンズ黄金期の一角を担った名選手。2014年はシーズンを通して一塁手として起用。中軸としての打撃をするとともに、UZR+4.2と機敏な守備を見せ、キャリア唯一となるゴールデングラブ賞を獲得した。引退後はコーチを務め、現在は野球評論家として主に東海地区で活躍。 

 

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40000アクセス。ありがたい。

 

 

パワプロ2021 川越英隆(1999オリックス) パワナンバー

 

オリックス暗黒時代のエース

 

 

選手名 川越英隆(かわごえ・ひでたか)

 

経歴 学校法人石川高等学校青山学院大学日産自動車オリックス・ブルーウェーブオリックス・バファローズ(1999②-2009)ー千葉ロッテマリーンズ(2010-2011)

 

1999年成績 26登板(25先発)177回 11勝8敗 防御率2.85

 

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選手紹介

青波時代終盤と合併後初期、オリックスの停滞期を支えた右腕。先発投手としてまとまったスキルをもち、安定したフォームから熟練した投球術で174㌢の小柄な体格を物ともせず勝負した。

高校では3年時に春夏連続甲子園に出場。大学では通算3勝にとどまったが、社会人野球で才能開花。都市対抗で優勝し、最優秀選手賞に値する橋戸賞を受賞した。

プロではルーキーイヤーから活躍。デビュー戦では打たれたが、4戦目にして初勝利を掴み、その後は勝ちを重ねた。11勝を挙げ、リーグ4位の防御率2.85、8完投はリーグ2位とエースの活躍。5月には月間NVP。しかし新人王は16勝を挙げた松坂大輔に譲り、代わりにパ・リーグから特別に優秀新人賞を受賞した。また、星野伸之金田政彦とともに挙げた2桁勝利はブルーウェーブ生え抜きでは最後だった。

00年は8勝も途中離脱。その後は自身、チームと共に不振で芳しい結果は残せなかったが、04年に720日ぶりの勝利を挙げると、同年は144.2回を投げ7勝と復活を果たした。05年は6勝。06年は163.1回を投げ、防御率3.14で9勝。08年は中継ぎでタフに投げた。05年から07年まで3年連続開幕投手を務めた。

09年に戦力外を受け、ロッテに移籍。11年は中継ぎで18試合に登板し、防御率1.37の活躍を見せるもその年限りで引退。その後ロッテ投手コーチに就任、一二軍を行き来し、現在は1軍に所属。

 

査定について

打たれ強さC

全先発登板(投球回-自責点-1,2回失点)*1

4月   1.2-2-2  6.2-5-0  5-1-1  3.1-3-2  7.1-2-0

5月   7-1-0  7-2-0  9-4-0  9-0-0

6月   7.1-4-0  7-1-0  4.2-1-0  9-0-0  7.1-5-1

7月 9-5-0  3.1-6-0  9-3-0

8月 9-3-0  8-2-1  6.1-1-0  7.1-2-0

9月    9-1-2  6.2-2-2

10月   9-1-0  6-0-0

 

コウテイペンギンの独り言

ザ・暗黒エースのイメージがあります。長く活躍されましたが、キャリアハイは一年目。投手コーチとしても古参で信頼も高いのだろうと思います。

 

*1:自己算出によりミスの可能性高

パワプロ2021 小倉恒(2001オリックス) パワナンバー

 

クラブチーム出身の制球派右腕

 

 

選手名 小倉恒(おぐら・ひさし)

 

経歴 栃木県立鹿沼商工高等学校ー全足利クラブ
ヤクルトスワローズ(1993⑦-1997)ーオリックス・ブルーウェーブ(1997-2004)ー東北楽天ゴールデンイーグルス(2005-2008)

 

2001年成績 26登板(26先発)    10勝7敗 防御率3.62    無四球完投3    27被本塁打 WHIP1.11

 

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選手紹介

クラブチームからヤクルト入りし、移籍したオリックスブルーウェーブ楽天で活躍した右腕。コントロールが良く、四球が少ない。また、多種多様の変化球を投げる器用な面も持ち合わせる。朴訥な人柄でも知られる。

マチュア時代は足利市役所職員として務める傍ら、実力派クラブチーム・全足利クラブに所属。補強選手として都市対抗野球に出場し、クラブチーム初のドラフト指名を勝ち取った。

ヤクルト時代は芽が出ず、97年途中に馬場敏史岩崎久則とのトレードで広永益隆とともにオリックスへ移籍。

オリックスでは仰木彬監督に見出され出場機会を増やす。99年は主にリリーフとして48試合に登板、5勝2敗11セーブ、防御率2.17の成績を挙げた。2000年も好成績で、オールスターゲームにも出場した。

01年は先発に転向し挑んだシーズン。ローテーションに定着し、規定投球回に到達。自身初の二桁勝利を挙げた。非常に打高だったパ*1で残した防御率3.62は、リーグ4位。制球力が冴え渡り、与四球率は1.43とかなりの高水準。4完投をし、そのうち3試合が無四球でリーグトップだった。反面、両リーグ最多タイの27被本塁打を浴びるなど、一発病の一面もあった。この年に加藤伸一と共にオリックス・ブルーウェーブ最後の2桁勝利を挙げた。

02年は7勝も、その年以降は調子を落としてしまった。04年オフには球界再編があり、分配ドラフト楽天に移籍。05年も不調に終わる。戦力外通告を受けたが、出場したトライアウトが新監督の野村克也の目に留まり、異例の再契約を勝ち取る。

迎えた06年は野村再生工場のもとで見事に復活。中継ぎ、抑えで58試合に登板。敬遠を除いた与四球は3と圧倒的なコントロールを武器に、6勝7敗4セーブ15ホールド、防御率2.18と大車輪の活躍を見せた。07年は39試合の登板に留まり、08年も若手の台頭があり出場機会を掴めず、現役引退。09年から現在まで、オリックスの打撃投手を務める。

 

査定について

対ピンチB    得点圏被打率.206     通算被打率.253

打たれ強さE    全登板成績(投球回-自責点-1,2回失点)*2

3月5-3-3

4月7.1-2-0 6-2-0 8-2-0 9-0-0

5月6-2-1 4.1-3-0 8-0-0 7.2-2-0

6月6.2-1-0 7.2-2-1 7.2-2-0 6-5-0

7月 9-0-0 5-3-1 4.2-5-0 8-1-0

8月7.1-2-0 5.1-1-0 3.0-6-0 6.0-0-0

9月2.1-5-4 6.1-2-0 5.1-4-0 7.1-4-2

10月5-0-0

序盤のノックアウトがあったりムラがあるかなと

 

軽い球 被本塁打率1.48。

一発もつけようか迷った。この年は打高傾向にあり、全体的に被本塁打が多かったため*3軽い球のみに。一発ではなく軽い球にしたのは、キャリアを通して被本塁打が多い傾向にあったため

 

コウテイペンギンの独り言

中継ぎでの印象が強かったですが、先発でもかなりの結果を残しています。打高の気があるので若干強めにしました。やっぱりコントロール型の選手は良いですね。

 

*1:最優秀防御率はロッテ・ミンチーの3.26

*2:自己算出なのでミスの可能性あり

*3:岩本勉は143回で27本など

パワプロ2021 鶴田泰(1993中日) パワナンバー

 

落ち着いた投球の右腕

 

 

選手名 鶴田泰(つるた・やすし)

 

経歴 山梨県立塩山商業高等学校駒澤大学中日ドラゴンズ (1992②-2000)ー広島東洋カープ (2001-2004)

 

1993年成績 29登板19先発127投球回   7勝11敗 防御率3.47

 

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選手紹介

落ち着いたマウンドさばきと安定した制球が持ち味の右腕。塩山商高時にノーヒットノーランを達成し、駒大ではのちのチームメイト・関川浩一や同期の田口正徳とバッテリーを組んだ。東都大学リーグ通算で29試合に登板し8勝2敗、防御率2.07、111奪三振。4年時の大学選手権では1安打完封もしている。

ルーキーイヤーの1993年はフォークのキレが良く、主に先発としてチーム3位タイの7勝を記録。防御率も悪くなかったが、打線の援護が少なく負けが先行。新人王も狙える成績だったが、強烈なインパクトを残したヤクルト・伊藤智仁に敗れた。伊藤との直接対決は5月16日と5月23日の2回でどちらも敗戦投手になっている。

2年目は少し成績を落としたが、22試合に登板。しかし、3年目のアリゾナキャンプで右肘を故障。ここから2度の手術など長い怪我との闘いが始まる。

長いリハビリを終え1998年には再び一軍のマウンドに上がり、翌1999年には5年ぶりの勝利を挙げる。しかし、リハビリ中にチームの層が厚くなっていたため登板は限られてしまった。その中で2000年シーズンオフに紀藤真琴とのトレードで広島に移籍した。

広島ではローテの穴埋めや中継ぎで渋い活躍を見せた。移籍後3年間は毎年勝利を挙げたが、12年目となる2004年はキャンプ中の太もも裏の違和感で1ヶ月長の3軍調整。少ない一軍の機会では結果を残せず、戦力外通告を受け引退した。現在は古巣・中日の打撃投手。

 

査定について

対ピンチE    被打率.252    得点圏被打率.286

ノビC    地味ながらストレートのノビが良いとの記述

球持ち○    打者がストレートと他のボールを錯覚して打ち損じるとの記述

対強打者○    4番打者被打率.140 4番だけではあるがかなり低く、つけるに十分か

一発 被本塁打率1.113

 

コウテイペンギンの独り言

前回のリメイク。4番打者に強いというデータを反映させてみました。恥ずかしながら、初めて高級レストラン理論で作成しましたが、すごく作りやすくて驚きました。

 

パワプロ2021 マット・クラーク(2013中日) パワナンバー

 

直立フォームの大砲

 

 

選手名 マット・クラーク 

 

経歴 エティワンダ高等学校ーリバーサイド短期大学ールイジアナ州立大学ーサンディエゴ・パドレス傘下(2009-2012)ー中日ドラゴンズ(2013)ーミルウォーキー・ブルワーズ(2014)ー同傘下(2015)ーラグナ・カウボーイズ(2016)ーオリックス・バファローズ(2016)ーモンクローバ・スティーラーズ(2017-2018)ープエブラ・パロッツ(2018)ードスラレドス・オウルズ (2018)ーユカタン・ライオンズ(2018)ーレオン・ブラボーズ(2019-)

 

2013年成績 .238(407-97)    25本 70打点 130三振

 

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選手紹介

2013年に当時パドレスの打撃コーチ補佐だったアロンゾ・パウエルの推薦で中日に入団した大砲。直立のフォームが代名詞で、引っ張り方向へと放つ弾丸ライナーの大飛球はロマン抜群。退団後もNPBのチームに幾度となくラブコールを送るなど、親日家としても知られる。

開幕前には、持病の薬に含まれる成分でいざこざがあったが無事解決。開幕戦には6番・ファーストで先発出場。主に2、3、5番として132試合に出場し、規定打席到達。リーグ4位タイ、チーム最多の25本塁打をマークし主砲として活躍した。しかしどちらもリーグ最下位の低打率や130三振などの粗さが災いし、本人の意欲に反して1年限りで退団。

その後、メジャーやマイナーリーグに所属した。2016年シーズン途中にオリックスに入団するも、11試合の出場にとどまりその年限りで退団。それ以降はメキシカンリーグを点々としている。

2019年のプレミア12ではメキシコ代表に選出。三振と共にホームランも増やす彼らしい活躍を見せ、銅メダル獲得に貢献した。

 

査定について

対左投手B    対左打率.272(147-40) 12本 対右打率.219(260-57) 13本

プルヒッター 本塁打方向 左1 中3 右21  

右方向打率.482(110-53) 左方向打率.084(178-15)

初球〇    初球打率.351(94-33)

 

コウテイペンギンの独り言

一番ペナントを回したパワプロ2013で、開幕時26歳の若さからの成長も相まって結構いい成績を残した記憶があります。実際、ナゴヤドームで20本打てる選手は少ないのでもう一年残してみても良かったのではないかと思っています。

そして、中日に帰ってきたパウエルコーチの推薦選手が今年もやってきました。そう、ガーバーです。来日して1週間、成績こそ伸び悩んでいますが、ミートの上手さは光るものがあります。彼が来てから打線の流れが良くなっているので、彼自身も数字を上げ不動のレギュラーを掴んで欲しいです。

 

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悪くないだろう

 

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おおっ、いいですね~
 

パワプロ2021 西野勇士(2015ロッテ) パワナンバー

 

幕張の勇士

 

 

選手名 西野勇士(にしの・ゆうじ)

 

経歴 富山県立新湊高等学校千葉ロッテマリーンズ(2009育成⑤-)

 

2015年成績 54登板0先発54投球回 1勝2敗34セーブ4ホールド 防御率1.83

 

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選手紹介

育成選手から這い上がり、ロッテで先発やクローザーとして活躍している右腕。抑え時代はキレ味鋭いフォークとスライダーを武器に空振り、三振を奪い抜群の安定感を見せた。

高校1年の夏に投手転向。エースとして挑んだ3年夏は惜しくも県準優勝に終わった。

プロでは4年間育成選手として鍛えられ、2012年オフに支配下登録。13年は先発として起用された。プロ初先発で初勝利を挙げ、これは育成出身選手では初だった。後半戦は右肩痛を発症するなど苦しんだが前半戦の8勝を挙げた活躍は大きく、年間では139.2回を投げ、9勝6敗、防御率3.80だった。クライマックスファーストステージで2番手として登板し、ピンチを凌ぎ育成ドラフト出身選手初のプレーオフ、CS勝利投手となった。*1オールスターにも出場した。

14年は益田直也の負傷離脱で開幕からクローザーを任せられた。開幕から14試合連続無失点を達成するなど好調で、益田の復帰後もクローザーの座は譲らなかった。リーグ3位の31セーブを記録し、育成出身選手初のシーズン30セーブを達成した。シーズン後の日米野球2014の日本代表にも選出され、第3戦では9回に登板し、継投ノーヒットノーランを締めた。

15年もシーズン前の欧州戦に向けた侍ジャパンに選ばれ、第1戦でセーブを挙げた。シーズンでも抑えで起用された。9月下旬に打球が左足に直撃し離脱したが、リーグ3位の34セーブを失敗なしで挙げる圧倒的な投球を見せた。オフにはこのことが評価され、育成ドラフト出身選手2人目の1億円プレーヤーになった。

16年も6月までクローザーとして合格点の成績を残していたが、7月に入ってから失点するケースが増えた。これは交流戦から感じていた右肘痛によるものが大きく、7月末から長期離脱。復帰後は2登板にとどまり、最終的には21セーブにとどまった。

17年は先発に再転向。防御率4.73で2勝3敗と結果を出しきれなかった。18年は再びリリーフに回り、不本意な結果に終わったものの、右肘痛には改善が見られた。ドライブインでフォームを解析・改善し挑んだ19年はストレートの球速が向上し開幕からリリーフとして活躍。32試合でリリーフ登板し2セーブ5ホールドをマークした。8月以降は先発に配置転換され、プロ初完投・初完封を挙げた。シーズン通しての防御率は2.96と復活を印象付けた。20年は開幕ローテが内定していたが、6月の練習試合後に右肘に違和感を覚え、診断後、本人の意向もありトミー・ジョン手術を受け全休。現在は順調な回復ぶりを見せており、復帰を見据える。

 

査定について 

通算被打率.217

対ピンチE 得点圏被打率.260(50-13) 0本 LOB% 79.14%

対左打者F 対左打者被打率.250(104-26) 1本

逃げ球 本塁打率0.16

奪三振 奪三振率11.03

 

変化球ノビEキレ

(被打率、空振り率)

ストレート .324、7.8%

スライダー .180、29.9%

フォーク  .134、25.7%

カーブ   .286、7.8%

 

ケガしにくさ Eにすべきだった

 

コウテイペンギンの独り言

2021年版初投稿。勝利の方程式を形成した大谷投手と使ってみてください。

"育成選手初の"という記録が多く、千賀とともに育成出身投手の可能性を広げていった選手です。抑え時代の安定感は印象以上に素晴らしかったです。30歳とまだまだ若いので再びマウンドに上がる日を心待ちにしています。

*1:育成選手初は09年巨人のオビスポ