南の夜空に赤く輝く一番星
選手名 石原慶幸(いしはら・よしゆき)
経歴 岐阜県立岐阜商業高等学校ー東北福祉大学ー広島東洋カープ(2002④-2020)
2008年成績 .265(422-112) 9本 50打点 5盗塁5盗塁死
選手紹介
広島一筋19年、長きにわたり広島のホームベースを守った。通算1619試合出場は球団の捕手史上最多であった。キャッチングの技術は日本トップクラスであり、6年連続サヨナラ打やサヨナラデッドボール、サヨナラスクイズを記録し、正真正銘の"サヨナラ男"でもあった。"インチキ"とも称される意外性、ラッキーに溢れるプレーも魅力だった。
高校時代から捕手で、通算57本塁打を放つなどスラッガーとしても鳴らした。大学では2年から正捕手となり、3年時の日米野球では中大4年の阿部慎之助から先発マスクを奪い、注目を集めた。
プロ2年目には116試合に出場するなど高い実力をみせた。3年目には開幕スタメンを奪取。安定感をました打撃をみせ、規定打席にも到達した。4年目の2005年から6年目の2007年まではケガの離脱もあり、倉義和との併用が続いた。
2008年は4年ぶりの開幕スタメンを掴み、自己最高の打点をマークするなど打撃好調で規定打席にも到達。初めてオールスターにも出場した。
2009年は出場機会こそ少なかったものの、第二回WBC日本代表に選出された。打率は上がらなかったが、自己最多の10本塁打を記録した。2010年は前田健太と最優秀バッテリー賞を受賞した。*1その後は出場機会は減らしつつも安定した活躍をみせた。
2016年は抜群の相性だったクリス・ジョンソンに加え、黒田博樹、野村祐輔が出場する試合でスタメンマスクを被り、3年ぶりに100試合に出場。チームの25年ぶりリーグ優勝に貢献し、自身初のベストナイン、ゴールデングラブ賞にも選出された。引退会見では一番記憶に残るシーンとしてこの年の優勝を挙げている。2017年以降は會澤翼らに出場機会を譲りつつも、ジョンソンとのコンビは健在だった。2020年は8月27日のDeNA戦で左脚を負傷。出場機会も増えず引退を決意。投稿日現在は11月7日の引退試合に向けてリハビリに励む。
査定について
打撃
対左投手E 対左打率.211(114-24) 3本 対右打率.286(308-88) 6本
F相当だが年によってかなりムラがあるのでEに。
走塁
盗塁C&積極盗塁 走力の割に盗塁をしていたため成功率は5割だがつけた。
全体的に通年のイメージを反映したつもり
コウテイペンギンの独り言
19年間お疲れ様でした。派手さはないもののプレーの巧みさは素晴らしかったです。スクイズの外し球をジャンプして飛びつき当てにいくプレーから"飛ぶキャッチャー"とも呼ばれました。
久しぶりの更新となりました。あまり投稿できないと思いますがお願い致します。以上!