加藤バズーカ
選手名 加藤 匠馬(かとう・たくま)
経歴 三重高‐青学大‐中日(2015⑤‐2021)‐ロッテ(2021-2022)‐中日(2023-)
2019年成績 .228(224-51) 0本 13打点 OPS.543
選手紹介
"加藤バズーカ"と呼ばれる、球界随一の強肩を誇る捕手。遠投120m、ファンフェスタで登板した際には146キロを記録した。打撃は非力だが、50mは6.2秒と捕手としてはスピード感がある。
プロ入り後数年は主に二軍で鍛錬を積んだ。チャンスが訪れたのは首脳陣が変わった2019年。伊東ヘッドや中村バッテリーコーチにその強肩が評価され抜擢。オープン戦で攻守に結果を残し、開幕スタメンを勝ち取った。二軍落ちも経験したが、チーム捕手最多の75試合に先発出場。8月以降は打率.286と打撃も好調だった。
翌年以降は木下拓哉の台頭により出場機会が減少。21年6月に加藤翔平とのトレードでロッテに移籍すると、コンディション不良の田村龍弘に代わり57試合に出場。数字的には芳しくなかったが、投手の特徴を活かすリードでチームの2位浮上に貢献した*1
若手が積極的に起用され24試合出場に留まった22年オフ、捕手不足が深刻な中日に無償トレードで復帰。レギュラー獲得に向け、闘志を燃やす。
査定について
対左打者C 対左 打率.299(67-20) OPS.662 対右 打率.197(157-31) OPS.493
走塁C 三塁打3本。UBR1.9と走塁指標も好成績
積極打法 初球スイング率41.2%(リーグ平均26.7%) ボール球スイング率41.8%(リーグ平均29.6%)
慎重盗塁 通算0盗塁1盗塁死(2022年終了時点)
守備能力 盗塁阻止率.286(30-12)と強肩の割には伸び悩んだが、抑止力が大きかったと思うので低くなりすぎないように
コウテイペンギンの独り言
2021年はリード面でロッテの浮上に貢献していて嬉しかったです。そしてまさかの中日復帰。パでの経験を活かし、躍動して欲しいです。
*1:先発マスクを被った試合、勝率.575(23勝17敗6分)。チームの勝率.540を上回る