コウテイペンギンのパワプロブログ

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パワプロ2022 再現 平井光親(1998ロッテ) パワナンバー

 

ロッテ低迷期の渋き巧打者

 

 

選手名 平井 光親(ひらい・みつちか)

 

経歴 東福岡高‐愛知工大‐ロッテ(1989⑥-2002)

 

1998年成績 .320(387-124)  8本  35打点  3盗塁0死  OPS.827

 

選手紹介

90年代のロッテで活躍した巧打の外野手。追い込まれても簡単に三振しない粘り強さがあり、来た球を逆らわずに打つバッティングが特徴。フェンスにぶつかっても打球を捕る積極的な守備も特徴。

プロ入り後はチャンスを掴めずにいたが、3年目の91年、5月に打率.355をマークしレギュラーを奪取。夏場以降は打率3割をキープと好調を維持。松永浩美との争いに勝利し打率.314で首位打者に輝き、ベストナインも受賞した。規定打席ちょうどでの首位打者であり、史上最少の111安打での受賞だった。その後は怪我等もあり、規定打席に到達するか否かというシーズンが続いた。

再び目立つ活躍をみせたのは98年。主に対右投手時の1番として出場すると、再び首位打者を争う。結果はイチロー*1に次ぐ2位に終わったが、キャリアハイの打率、安打、本塁打をマーク。オールスターにも出場し、プロ野球記録の18連敗を記録もあり最下位に沈んだチームの中で輝きをみせた。

以降は出場機会が次第に減少し、02年に引退。引退後はロッテで編成や打撃コーチなど担当。現在は母校・愛知工業大の監督を務めている。

査定について

チャンスF 得点圏 打率.244(78-19) 4本

対左投手G 対左 打率.186 0本  対右 打率.337 8本  対左投手先発時はスタメン起用が少なく、左のリリーフ出場時に交代するケースも多い

送球C 捕殺8

回復E 8月は打率.246(65-16) 2本、9月は打率.229(70-16) 0本と成績不振。10月は打率.375(23-12)と持ち直すも、対左投手時の欠場が多かったことを考えるとスタミナ切れと言えるか

粘り打ち 2ストライク 打率.252(202-51) 4本  三振率9.4%は高水準

満塁男 満塁 打率.500(10-5) 1本

固め打ち 猛打賞9回  スタメン起用が少ないことを踏まえると採用もありか

積極打法 積極スイングが持ち味。0ストライク打率.412(68-28)、1ストライク打率.387(117-45)。少ないストライクカウントでの決着が割と多めで、三振も少ないため採用

 

コウテイペンギンの独り言

オリオンズ最後のタイトルホルダーかつ、マリーンズ草創期の主力選手です。チームが強くなかったこともあり目立つ選手ではないですが、渋さが光ります。イチローに敗れた首位打者シリーズも面白いかもしれないですね(大変なのでやりませんが)。

 

*1:打率.358