コウテイペンギンのパワプロブログ

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パワプロ2022 再現 戸叶尚(1997横浜) パワナンバー

 

トカピー

 

 

選手名 戸叶 尚(とかの・ひさし)

 

経歴 佐野商高‐横浜(1993⑤-2000)‐オリックス・ブルーウェーブ(2001-2004)‐楽天(2005-2006)

 

1997年成績 37登板(21先発)  127投球回  10勝7敗  防御率4.11

 

選手紹介

横手からのクセ球が持ち味の右腕。入団当初はオーバースローだったがサイドスローに転向し球速が上がった。横浜時代は主に先発、オリックス移籍後はリリーフ中心に活躍した。回転が良く、勢いのあるストレートが武器。決め球がなく球数がかさみがちかつ、打たれ弱い部分があったので一度も完投することが出来なかった。スラっとしていた横浜時代は、ビジュアルも際立つものがあった。

97年にブレイク。安定感があったわけではなかったが、優勝を争ったチームの勢いを背にキャリアハイの10勝。先発に配置転換された5月は4勝を挙げるなど好投し、月間MVPを争った。特にリーグ優勝したヤクルトとは相性が良く、防御率2.80、5勝をマークした。

98年は成績を落としたが、リーグ優勝に貢献。その後不振が続き、00年オフに複数人のトレード*1オリックスへ移籍。登板機会を増やしたが、防御率4点台の壁を破れずにいた。しかし、中継ぎに専念した04年は壁を打破。落ち着いた投球を見せ、40登板、防御率2.61とリリーフ陣の軸となった。楽天に移籍した05年は実力を発揮できず、06年は癌の手術を受けたこともあり引退した。引退後はインターネット放送の解説者を務め、現在はボーイズ野球の指導者に。YouTubeも開設している。

査定について

変化球ノビB ストレートとスライダーが投球の大半を占めた。シンカーはブレイクのきっかけになったとされるが、投球自体はあまり多くない

球持ち 左肩が開かず、右打者は飛んでくるような軌道になると牛島和彦氏が解説。本人もギリギリでのリリースを意識していたようである

一発 被本塁打率0.99

乱調 回の途中でのノックアウトがしばしば

 

コウテイペンギンの独り言

10勝したイメージがなかった個性派投手。YouTubeでは自身のストレートを解説されているので、分かる人が見たら更に理解が深まるかも。90年代後半から00年代初頭に全盛期を迎えた投手が、草創期の楽天に流れ着く割合は異常に高い気がします。