コウテイペンギンのパワプロブログ

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パワプロ2022 再現 森田幸一(1991中日) パワナンバー

 

肝っ玉ストッパー

 

 

選手名 森田 幸一(もりた・こういち)

 

 

 

 

①パワター (自作)

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②経歴 北陽高-近大-住友金属-中日(1991⑤-1995)-大阪ホークスドリーム

③1991年成績 50登板(1先発)  10勝3敗17セーブ  89投球回  防御率3.03

 

④選手紹介

身体は大きくないものの、星野仙一に肝っ玉の大きさを評価される強気の投球で抑えも務めた1991年新人王。プロ生活は5年と短いものの、91年のフル回転は優勝争いの原動力となった。球威あるストレートを軸に、フォーク、スライダー、プロ入り後に習得したチェンジアップで投球を組み立てた。

91年は開幕戦でリリーフ登板し2回を無失点に抑えると、野手陣が逆転に成功しプロ初勝利。新人の開幕戦勝利は22年ぶりのことだった。その4日後の広島戦では、同点本塁打を浴びた後のプロ初打席で挽回の同点本塁打新人投手のプロ初打席初本塁打は史上4人目だった。5月半ばから与田剛に変わる抑えに回った後も、回またぎを厭わない投球でチームに貢献。監督推薦でオールスターにも出場。終盤には疲労からかチームと共に調子を落とすも、対抗馬の岡林洋一に大差をつけ新人王を受賞した。

翌年も開幕戦で勝利投手になり、先発、リリーフで91回を投げる。しかし、3年目以降はトレード志願がスキャンダラスに報道され、本来の投球も出来ず。95年に現役引退。入団4年目に発症した遊離軟骨*1の影響も大きかった。引退後は関西の企業に勤めながら、クラブチーム等で指導も行っている。

 

⑤選手画像

⑥査定のポイント

◯球威ある直球を主体とした投球。リリーフ投手へのインタビューが掲載された書籍で、同じく取材を受けた田村勤が「森田の小さい体から投げるストレートが大きく見えた」と証言

◯打撃成績:打率.308(13-4)  2本  2打点。翌年以降も考慮しつつ決定。「意外性」はスタメンのみ効果が発動するが、非常に似合うと思ったので付与

△フル回転の影響もあり、防御率は8月4.91,9•10月4.58と夏場以降は成績を落とす

△左打者の数が少ない時代ながら、10被本塁打中6本が左打者。分かる範囲では対左打者の被打率の方が悪い

△被本塁打率1.01。「一発」は真っ向勝負の投球スタイルにも合致

 

⑦編集後記

当ブログ2度目の作成。かき集めても情報が少ないため結構難しいです。

リリーフ登板で7イニングを1度、4イニングを数回など先発並みのイニングを投げており、当時の基準でも酷使だったと思います。打撃能力はウィーランドや秋山などホームランが打てる投手を参考にしました。

 

*1:いわゆる“ネズミ”。大野雄大が今季長期離脱した要因